詩人の生涯を言葉を使わず映像で描いた叙述詩。
厳格な美意識で人物や建物が配置された画面は絵画の様で美しい。
映っているモノや動き、色、そして音楽にも全てなんらかの意味があり、それらのパーツを美しく配…
郷愁と幻。色の使い方、ふんだんに使われた柘榴の赤と雰囲気が好き。現代美術館にいるような感じがした。動く絵画。時間の進み方があやふやになった。これを作ろうという発想が天才なのだろうな。死後の世界ってこ…
>>続きを読む終始、動きの少ない壁画のようなカットで綴られる映画。
まさに動く絵画で、その映像美はCGでもアニメでもなく手作りの配置で構成される。
監督は映像手法や色彩を匠に使う奇術師のようです。
今は技術やお金…
このレビューはネタバレを含みます
世界観は違うけど、2001年宇宙の旅のような映像美を追究した作品なのかなと感じた。宇宙の旅が青だったら、この作品は赤。
場所が明確に分からないけど、素敵なラグや建物が出てくる。まとっている服もどこと…