彼女について私が知っている二、三の事柄の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『彼女について私が知っている二、三の事柄』に投稿された感想・評価

2.5
ゴダールだなぁ。いろんなことへの批判と葛藤は分かる。途中眠くなって堪えて観てたら、マリナ・ヴラディがだんだん狩野英孝に見えてきて困ったよ。

んーなんか囁きナレーションを軸としたコンセプトは面白いけどなんかカッコつけすぎな気がする。ベトナム戦争下のアメリカとその消費社会への批判ってのは良いけど、それを抽象的議論にして煙に撒く感じがして、そ…

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ガキのころゴダール恐怖症を発症させられた元凶の映画。おもくそ『男性・女性』と『女と男のいる舗道』の変奏であるというだけだった。
悠
5.0

死にかけのヌーヴェルヴァーグ
新しい波、方法論、息吹は死にかけている。ゴダール的な方法とも言っていい、メタ的な語り、自己言及的な語りの限界がこの映画にはある。
資本主義に対する痛烈な批判は社会主…

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3.0

徹底して映像と切り離され、干渉することのない囁き声ナレーションの湿度がすごい。人妻イメビからエセ哲学に接続する語りの強引さは…苦手な方のゴダール。
タイトルと同じ赤青の服を纏った女と無機質な街を同一…

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otosaw
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ゴダール⑧。今作の後に観た『ウィークエンド』が強烈だったので、印象は薄め。淡々と進む日常ドキュメンタリー感、建築というモチーフとストレートな現代批判が印象的。
どういう結末だったか思い出せないので、…

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Yuhi
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ゴダールは映画の自動化を拒否する。故に彼の映画は常に映画をふるわせ、その強度を確かめている。フレーム上のイメージはその外を常につなぎとめ、音はフレームへの侵入と脱出を繰り返す。イメージがイメージであ…

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moeki
3.7

2回目の鑑賞。情報量が多くて、やはり簡単には観たとは言わせない意地悪で秘教的な監督の作品なので、適当なことを言ってるかもしれないが、なんというか、テーマはとても単純に感じた。

今では古めかしくさえ…

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8月のJLG②

パリに近い団地に住み、夫と二人の子どもと暮らすジュリエット。彼女は中流階級の単なる主婦というわけでもなく、夫のいない昼間は売春をして小銭を稼ぎ、衣服や美容代に当てている。そんな彼女…

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ゴダールさんはとっても誠実なんですね!
画づくりが好み!台詞も観ているなかで、考えたくなる。ずっと、無意識のうちにも溢れてくる何かがあったのかな?そんなことを思ったり

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