55年日活。この翌年、本作出演の三橋達也と新珠三千代の二人が「洲崎パラダイス赤信号」で闊達な人柄を演じていたことを考えるとなかなか味わい深いものがあるが、それにしても話がつまらない。三橋は妻の月丘夢…
>>続きを読む川島雄三5本目。
面白かった。
廊下を歩く山村聰のオープニングがかっこよかった。今村昌平『「エロ事師たち」より〜』を思い出した。
原作は知らないのだけど三國連太郎と月丘夢路がメインなのかと思いきやし…
テーマのわりにぽわーんとしてる。
三國連太郎や三橋達也のように自分の生き甲斐のある者。母のようにはなりたくないと言っても、生活に苦しまず猫を愛でながら笑ったりしながら人生送れるの羨ましい。夢や目的に…
今の時代から見れば“男の身勝手”
ヤチヨ父とキョウコ…飾り、キョウコは慕ってた
克平とヤチヨ…夫婦→離婚の話
克平とキョウコ
ヤチヨとソネ…ソネは九州に引っ込む
最後はカジのセリフでキレイにまと…
タイトルが美しすぎる
「彼らはじぶんが若いころ持っていなかった純粋なものがある。その純粋なもののためにみんな傷ついたり回り道をしている。それでいいのかもしれない。だがやがて彼らは完成された人間とし…
不仲の夫婦の互いに互いを理解し合おうとしない様子と、そこに割り込んでいく新珠三千代の美しさと三國連太郎の可愛らしさが、なんだか生々しく感じた。そう見えるよなって。
梶の浮き世離れした潔癖さだけよくわ…
愚かで、迷い、過ちを犯す、狭く短い世界を生きる人間。そんな人間が一度来た道を戻ることを、別の道を歩むことを許す優しさのようなもの。愚かさへの自覚と皮肉に、少しばかりの愛があるのは、川島雄三の本音だろ…
>>続きを読むスタイリッシュなハリウッドマナーのせいか冒頭部分なんかはホテル探偵のもとへやってきた依頼人かとおもった。それに不穏な回想形式にきりかわるし探偵の腕時計は目覚まし機能付きだし。それからも入れ替わり立ち…
>>続きを読む井上靖原作の大人のラブストーリー。
いつの時代も、結婚していても人は恋をしていまうもの。
克平と八千代夫婦は、それぞれ別の相手にとっては理想の異性になっているのに、二人は素直になれないままの仮面夫…