博奕打ち 総長賭博に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『博奕打ち 総長賭博』に投稿された感想・評価

3.7

トレードオフという概念を知らぬ(そして人命の有限さを考慮しない)男たちのヤクザロジックの応酬の不毛さに驚かされるが、その中でもつや子の無駄死にっぷりには衝撃を受ける。ほんとにこの死は全くもって意味が…

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3.8

妹が振り返るショット、父が殴り込みを思いとどまる瞬間のズームなど、鶴田浩二のリアクションを見せずエモーションが断ち切られる編集が印象的。

「どうしても行く気ならこの俺を殺してから行け!」というやり…

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4.0
映画が停滞せずにつねに「運動」している
昔の映画は当たり前にそれができた
ああ!もう!!!という感じの展開。
これが任侠道というのなら、私はその真反対の道にいるのである。
3.9
ギリシャ悲劇的なストーリー。「仁義なき戦い」以前を感じさせる任侠映画。銃が出てこない。ただし金子信雄の役回りは「仁義なき戦い」に引き継がれてる。金子信雄は今、改めて見るとランジャタイ国崎に似てる。

任侠道を貫く中井組組長鶴田浩二の悲劇を描いた笠原和夫脚本、山下耕作監督の任侠映画の秀作とされるが、中井妻桜町弘子の潔い死に涙😢ほろりした中盤と、二代目総長石戸名和宏の筋目を通す傷だらけの襲名披露が記…

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山下耕作×笠原和夫コンビが贈る異色の任侠映画。金筋の渡世人が任侠道を貫いて招いた悲劇を描いている。他の任侠映画と比べてとかく暗いだけに余計に悲壮感が漂う。
主人公の中井が渡世人として筋を通した結果、…

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これは、“超ド演歌”映画!昭和ヤクザ映画を観るのはかなり久しぶりでしたが、あの三島由紀夫も名画と大絶賛した本作、さすがの面白さでした。

1時間半の短尺の中に、任侠映画の全ての魅力が余すところなく詰…

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鶴田にコメディは似合わない。本作でも、殺し場の悲壮感。墓の前での、鶴田と若山の佇まいは強烈に印書に残る。
村田
4.0
🎞跡目問題で暴走する兄弟分を宥める博徒
👍悲劇が更なる悲劇しか産まない泥沼展開

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