『野性の証明』(’78)で待望の銀幕デビューを果たした薬師丸ひろ子だったが、その二年後に、ようやくスターの等身大の姿が余すところなく収められた作品が公開された。それが若き相米慎二の監督デビュー作とな…
>>続きを読むラブコメの様相を呈しながら
走りだす方向が斜め上である
天真爛漫に動きまわる圭と、女子に翻弄され自身を見失いまくる勇介
自転車で坂道を爆走する薬師丸ひろ子からローラースケートで帰宅する2人への場面…
一つの感情からもう一つの感情へと刻一刻と変化して行く数々の長回しが素晴らしく、そしてこの映画の掴み辛さを生んでいる。掴みかけたキャラクターの感情がその一瞬先には全く違ったものになってしまう。
この…
薬師丸ひろ子がブレーキのきかない自転車で坂道暴走して突っ込むところのガチさに笑った。全体としては弛緩してて歪。先輩が居候してくるのも急だけどいつの間にかいなくなってるし、いつの間にかボクシングが主軸…
>>続きを読む