『トリコロール』3部作は、悲劇(青)、喜劇(白)、悲喜劇(赤)の順番で描かれており、その中間に当たる『白(Blanc)』が、喜劇として描かれいてる点に構造的な美しさを感じる。それはどこか、ベートーヴ…
>>続きを読む「青の愛」のネズミのシーンのような気持ち悪いシーンが無くて良い。
感情の押し売り感は否めないが、その高い強度の中で、調子が途切れず一貫している。
彼の異なる作品には、同じか似たモチーフが登場する。…
いつでも傷つけ、安心させられる立場にいると示すことが真に求める「平等」であり、その先のラストの涙はなんともグロテスク。純文学だな
ジュリーデルピーが本当に好きだ…
罪悪感と高揚感でわけわからなくなっ…
序盤に「青」のジュリエット・ビノシュがチラっと顔見せたり瓶のリサイクル婆ちゃん(爺ちゃん?)が出て来たり、微妙に繋がりを持たせるセンスは好きだなあ。
無理のあるぶっ飛び展開も面白い。
今回の「白」は…
トリコロールは、「自由(青)・平等(白)・博愛(赤)」を象徴しており、本作は白、愛の平等を描く。「トリコロール」三部作の中で、面白さでは最高。妻を愛しているのに、離婚され、住まいを失った男。祖国ポー…
>>続きを読む愛は対等であるべきか、それともただ無償であるべきか?
人間の愛憎と執着のグロテスクな真実に迫った異色作。
一見、悲劇をユーモアで包んだダークコメディだが、その中にある愛の不条理性、復讐の虚しさ、そし…
「平等」というものは、その大きな差異や変動を持って意識される。不平等を前提とした概念。
ストーリーの劇的な展開はカタルシスに繋がらず、虚しさを助長する。帳尻を合わせようとすることや、何かに執着する…
青に続いて白を🇫🇷 白の方が好きかな〜。
失うものは何もない、って言うときの無敵感、すごいね。 殺すと見せかけ殺さなかったシーン、死んだと見せかけ死んでないサプライズ。
最後のシーンは、各…
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