池脇千鶴さんの映画デビュー作
大阪を舞台に夫婦漫才で生計をたてる両親を娘の視点から見つめている
女にだらしない父親を沢田研二が好演
ミヤコ蝶々演じるかつての漫才師が池脇千鶴演じる娘に「父親」と…
「ええ加減にしいや」
昨今は全国共通言語になったこのつっこみの台詞。本作を見る前と見たあとでは、その響きが変わって聴こえる。
圧倒的に、懸命に生きる者に優しい響きとして。
いい加減に生き失踪した…
99年作品、待望のDVD化。
池脇千鶴は97年に"三井のリハウス"オーデイションで市川準監督に見初められたらしい。
初主演映画ながら、現在と全く変わらないオーラを放ち、カメラ目線を何シーンも収めた…
市川準監督作品。
不思議な映画だった。前半と後半でだいぶトーンが変わり、やや困惑したが、楽しめた。前半は主人公の日常と、それが少しずつ変化していく様子が、人情劇的な雰囲気で進む。後半は父親探しのパ…
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