『鬼の棲む館』(1969)初鑑賞 @シネ・ヌーヴォ 「生誕百年記念 映画監督 三隅研次」特集。状態良。谷崎潤一郎原作で新藤兼人脚本、宮川一夫撮影という鉄壁な布陣。4人の豪華キャストもさすがの芸力で特…
>>続きを読むモームの『雨』を翻案したような時代劇で、勝新以外のメインキャストは東宝や松竹で名の挙がる俳優ばかりという、60年代末期の大映作品。
見どころは高峰VS新珠の女優対決なのだが、勝ち誇る新珠に喝采する気…
4人の男女を通した「煩悩地獄」。
冒頭、山中の森を一人の女が歩いている。楓(高峰秀子)という女。
南北朝の物語なので、高峰秀子が「羅生門の京マチ子風の姿」をしている。時代背景としては、京と吉野が争…
銀座No.1ホステスも真っ青な鬼口説きはキス我慢選手権。おっぱいの次に新珠の目のどアップ繋ぐとまるで本人のおっぱいに見えるのモンタージュの正しい使用法。愛染が裸で御堂から出てくる場面の躍動感!勝新が…
>>続きを読むシネマヴェーラ
役者陣の熱演ぶりには敬意を表するが、筋立てが新藤先生にしては表層的で深みが感じられないといっては言い過ぎか。
日経日曜版にもタイミングよく紹介されたとおり新珠さんの悪女ぶりは堂に入…
時は南北朝時代戦乱の世、遊女(新珠三千代)と駆け落ちした夫(勝新太郎)を追いかけついに探した出した妻(高峰秀子)
奇妙な共同生活が続く中、ある日旅の高僧(佐藤慶)が訪れてくる、、、
ほとんどのシー…
男も僧侶も色情には勝てず その身を滅ぼす 逆説的ラブストーリーとも言えそうだけど とにかく言う事やる事ブレにブレてる勝新太郎の狼狽な演技が見ものだった
この時代の邦画には 語りや会話劇における 遊…