鬼の棲む館に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『鬼の棲む館』に投稿された感想・評価

3.9

廃寺での男女四人による密室劇なのに、奥深い陰影と巧みに配置された小道具と作り込まれた寺のセット、外の四季や落武者との死闘によるチャンバラといったビジュアルを随所に挟み込んで映画を飽きることなく楽しめ…

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新珠三千代がダプルボディでなく、佐藤慶が「白日夢」みたいに本番だったら5点w

三隅の谷崎の戯曲「無明と愛染」の映画化。脚本新藤兼人、撮影宮川一夫、美術内藤昭、そして音楽伊福部昭。カツシンの相手役、楓に高峰秀子。愛染に新珠三千代最高の布陣。人間の心に潜む鬼を描く。盗賊、愛染、楓…

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4.0

勝を取り合う高峰秀子と新珠三千代という構図でスタートし、高峰の執念がゴリゴリと押していく前半からの佐藤慶登場で一転、佐藤vs高峰からの佐藤vs性欲を具現化した新珠でジ・エンド、勝が完全に置いてきぼり…

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昨日買ってきたので早速観賞💿



谷崎潤一郎の戯曲「無明と愛染」の映画化
三隅研次 監督作品
新藤兼人 脚本
宮川一夫 撮影
伊福部昭 音楽


南北朝時代
晩秋のある日、戦火を免れた山寺…

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Jaya
3.7

このレビューはネタバレを含みます

南北朝時代の山奥の古寺にて盗人と元妻と女狐と僧侶がかち合うお話。説話のような谷崎原作から大きな改変。でもスチールで落ちが読めるという。

楓に焦点を当てた浮世離れしまくった話の展開は素晴らしかったの…

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bn
3.7

このレビューはネタバレを含みます

三隅研次の『剣』から通ずるところがある。
存分に惑わされるのは良いけど、死をもって...っていうのは寂しいなと思ってしまう。一緒に破滅に向かう方が好きだな
高峰秀子はきっと楽しんでいる。良い。
こ
3.8
こんなもの見てていいのかとなんだか引け目を感じるような活写の連続
勝新ですらたじろぐような女の様に恐れ慄きそれでいて目が離せない
花椒
3.9

新珠三千代がひたすら美しい(同時に女の怖さも)

それこそ神保町シアターやラピュタ阿佐ヶ谷で特集やってほしい

私もああやって襲われたいものだ😆😅😍

三隈研二特集@神保町シアター

神保町シアター…

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3.6
プログラムピクチャーだから、なんて事は言い訳にしない三隅研次師匠。新珠三千代はプライベートもミステリアスだった記憶がかすかに。車体とエンジンのギャップに魅力大。

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