このレビューはネタバレを含みます
アニエス・ヴァルダ製作・監督・脚本。17歳の歌手志望の女学生と、未婚で二児の母でもある女性が出会い、十数年にわたり友情を維持する物語。中絶やシングルマザー問題などを織り交ぜた女性映画。
梅田・三番街…
後半になっていくにしたがって人生のトーンそのものがどんどん明るくなっていき、落ち着いてくる。色使いも決して無批判に明るいのではなく、柔らかさと優しさを感じる。歌も。
絵葉書と書かれた数行の便りが二…
ヴァルダの映画はやはり女性が美しい。すごく劇的な展開がある訳でもなく、どのキャラクターにも共感できる!リアリティが素晴らしい!というわけではないものの、なんかこう、作品の底に流れている芯の強さみたい…
>>続きを読むアニエスが切り取ったウーマンリブ。苦境が何度も二人に差し掛かるも洒落て、まっすぐなメッセージが歌と共に奏でられるから清々しい。ほんの少しの狭間に崩れ落ちてしまいそうな物悲しさがある、だけれども凛と瑞…
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ウーマンリブ、特にフランスのフェミニズムの歴史を知るのにはとてもわかりやすくて良かった。
歌の内容に優しさが溢れてるのがさすが。
第三世界の描き方はちょっと白人フェミニズムすぎてうーん…というかんじ…