ラストキング・オブ・スコットランドのネタバレレビュー・内容・結末

「ラストキング・オブ・スコットランド」に投稿されたネタバレ・内容・結末

フォレスト・ウィテカー目当て。

イディ・アミンというウガンダの残忍な大統領がいた、ということを知らなかった。人の命があんなにも軽く扱われてしまうのがとても怖い。

本作では真実にフィクションを交えたストーリーということだが、独裁的な部分は本当のよう。子供のような心で、周りを好きなもので堅め、疑いあるものは処分する。気分屋で機嫌のいい時はユーモア溢れる人物だが、一度琴線に触れると表情が一変する。第3夫人の殺し方は、本当かどうかは分からないが、彼ならやったであろうたいう殺し方が描かれている。四肢を切断し、足に腕を、腕に足を縫い合わせて見せしめるような殺し方。

英国人は嫌いだが、スコットランド人は好きらしく、その精神を受け継いでいるんだとばかりに、彼が名乗るのは、スコットランド最後の王。タイトルの由来。

★フォレスト・ウィテカーの演技の幅に驚かされる。アミンを知ろうと様々に研究し、撮影人はまるで彼にアミンが乗り移ったかのように映っていたそう。
ウィテカー自身難しい役どころと言いながら、彼を知る中で残忍性だけでなく、非常に人間的でユーモアある人柄に親しみを覚えたらしい。撮影を終えてホッとしたというのは、今はいないアミンに心を侵食しかけたからなのだろうか。

★医師役の人は、軽い気持ちで巻き込まれていった自業自得な展開だが、最後には何が正しいのかどうか、見極められてよかったな、と思いたい。

☆☆
日本にはない、でも忘れ去られてはならない史実という意味では、観てほしい作品。
フォレスト・ウィテカーの名演にも注目。
怪人フォレスト・ウィッテカー

ヤバい独裁者と史上最もバカなマカヴォイ、通称バカヴォイが一緒にいる時点で緊張感が半端ない。

ちなみにあみんはアミン由来らしい。
マカヴォイがいたぶられるシーン目当てで観賞したが、その他の部分も良かった。
アミンはしばしば論理的に破綻した発言もするが、ギャリガンに対する「お前は白人のゲームをしているだけだ」という発言だけは蓄積された白人不信とギャリガン自身の軽率な行動に裏付けられていたと感じた。
特に元主治医の「黒人の女だから(避妊しなくとも)いいと思ったのだろう」という言葉が芯をついており、口先ではウガンダの自立を支持しているが内心では現地の人々を見下しているギャリガンの態度を端的に表している。そういうギャリガンを何故人格者である元主治医が身を呈してまで守ったのかが納得できない。
あと拷問シーンについては、ギャリガンにギャーギャー泣き喚いてほしかったのでそこが不満だった。それにどうせ吊るすならタマとかに刺せばいいのでは?
ウガンダの大統領に気に入られたばっかりにたいへんな目に遭う白人青年医師の話。
前半で描かれる大統領の魅力的な人柄に、身分を超えた友情物語だと勘違いしてしまいそうだけど、とんでもない。大統領は青年医師に多大なる愛情と信頼を向けて主治医以上の仕事を押し付けておきながら都合が悪くなれば「たかが医者が口出しするんじゃない」挙句、大統領「なんで止めなかったんだ?!」青年医師「止めました!」大統領「もっと強く説得しろ!」身勝手にもほどがある。
しかし青年医師も考え無しというか奔放すぎるというか…。「残忍な独裁者の妻を妊娠させる」ってこんな最悪なシナリオよく考えたなあ。史実に基づいているとはいえこの部分はフィクションであってほしい。
冒頭から主人公の調子に乗った若者感にイライラしたが、案の定。一方 独裁者は、本性を出すまでは優しい雰囲気だが、本性出してからのあの恐ろしさの中に、若干の稚拙さを感じた。大きな子供みたい。だが、根本は 主人公の自分勝手さにあり、周りを巻き込んで、自分は半殺しにされたものの、命からがら逃げるように帰国する。だが、失われた命は戻らない。目を背けたくなるような描写があり、酷かった。人間のする事とは思いたくないが、あれが愛憎の姿なのか。恐ろしい。残酷な見せしめを見せられたショックと、最低男と、稚拙な独裁者って事が脳裏にインパクトとして焼き付いた。
人間て怖いですね、権力を持つと人も信用できなくなったり、プレッシャーとか凄そうですよね…アミンは子供っぽすぎて、権力を持ったらダメな人だったんですかねー。。
ニコラスのクズっぷりに終始イラッとしたのですが、あのシーン。。もう、吐きそうになりましたね…あと、あのシーン。。一瞬、どういう事かわからんかったです、グロすぎて…

調子良すぎるのも、考えもんやなーと強く思ったのでした。
アミンの実像を知らせてくれ。
人は信じる。
君は白人だから。

アミンに限らず権力者を志す人は
どのポイントで私利私欲が強く
芽生えてくるのだろうか・・・

結局人々に慕われ感謝されるという
とてつもなく偉大で幸福な事より
権力と金を獲得する方が
人間の心は歓喜し満たされるということなのか。

ちょっとした自分の一言で
無実の人間が殺される。

ギャリガンの行動を責めようと思えば
いくらでも責られるけれど
立派な父の元で鬱屈しながら生きてきた
反動ってものが出てきてしまったのかもしれない。

純粋に認めてくれる場所は
心地良いものだと思う。
そんな場所に心酔し
真実が見えなくなることもある。

自分をコントロールするのは簡単なようで
実はもの凄く難しい。
気付いた時には変わってしまった自分がいる。

人間は変わろうとするのは難しい。
けれど変わってしまう事は簡単だ。
前日に大統領の執事の涙を視聴していたので、ギャップにより恐ろしさが倍増。

軸になる医師は下半身に脳味噌がついているような奴で同情できないですが、巻き込まれる形で亡くなる方々が不憫で…医師がいなかったとしても、どの道別の形で殺されそうですが。
独裁者アミンを演じるフォレスト・ウィテカーで、人間の陰陽を表現するのに彼ほどぴったりな人はいないかも。アミンにカリスマ性があったのか。それとも単に英国の傀儡にすぎなかったのか。独裁者は大人物として振る舞おうとし、追い詰められると狂気に嵌まっていく。実話ベースだからだけど、ホンマに怖い。
結局ハメを外すマカヴォイさんが悪いところもあるけど、あんな人生の教訓は死ぬまで忘れられない。
スコットランド人の若い医師がウガンダの大統領に気に入られて、大統領の主治医になるが、大統領の裏の顔を知り命からがら逃げる話。
若者の軽率さと大統領の怖さが最後まで一貫してた。…拷問のシーンが怖すぎ‼︎
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