見応えのある作品でした。私自身にも兄がいるので、本作の兄弟関係に共感する部分が多々ありました…。開始部に見られる兄の軽い仕掛けと、中盤に新証拠を元に法廷で起こる展開には驚愕しました。
あと… 相変わ…
作中、ニュアンスや語り手を変え、いろんなシーンがゆれていく…
観る人が劇中の誰の言葉を信じるか、何を正しいと思うのか。受け取り手によって何通りもの違う物語に変化しそうです🫨
観終わった直後は単純なス…
とにかく皆さん演技が巧い。人間臭い。誰にも感情移入できるようでできないような人ばっかり出てくる。
人がこの人はこんな人だ、と決めつけているような人物像なんて、出来事ひとつで簡単に揺らぐものなのか…
東京と田舎の対比がえぐく感じた。猛達の親父の感じまじきつかった。頑固で一方的なやつ。猛が東京へ行っちゃう感じ分かる気がする。一緒にいたくないもん。
血縁ってなんだろう、人間ってなんだろう、個人を縛る…
あらゆるものの不確実性。
結局、何もかもがゆれていて、
脆く儚いということでしょうか。
白黒が絶妙なバランスで描かれ、
どちらとも取れる感じがいいな。
グレーが好きなんです。
一方、顔芸のように誇張…
あれ?感想書くの忘れてたようだ…
わたしはひとりっ子なのでわからないのだが、現状遺伝ってままならないからこそ兄弟姉妹であいつはできるのに…みたいな感情も生まれたりするんだろうなと眺めていた
身内の…
どこかの偉い人が田舎の長男は、人を殺すか親を殺すか自分を殺すかでしか自由になれないって言ってた。香川さんさすがだなーって感じで。オダギリさんはもうそのままで絵になる人それでいてずっとって感じで。演技…
>>続きを読む(C)2006『ゆれる』製作委員会