チャトズ・ランドの作品情報・感想・評価

「チャトズ・ランド」に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

3.3
バンダナ

正当防衛で保安官を殺したアパッチ族のチャトと、彼を追いつめて殺そうとする白人追跡者の攻防戦を描く

追う者と追われる者

西部劇の雰囲気
普通に楽しめます

俳優陣がいい感じでした
街の酒場で保安官を正当防衛で射殺して逃げた混血アパッチと、復讐のため執拗に追跡する白人たちを描いたアンチ西部劇。ストーリーの大部分は血を見るのが大好きな白人の無為なイザコザが占める。主役のブロンソンは出番も口数も少ないし、いつも通りなに考えてるかわからないし、後半は半裸だし、必殺だし、最後は神になる。
2019.11.3 ザ・シネマ(録画)(字幕)
2MO

2MOの感想・評価

3.3
おそらくは暴力性こそが人間の人間たる本質であろうことの悲劇。戦争と文明は同義にあり、憎しみが憎しみを呼ぶ戦いのための戦い、その連綿たる歴史の上にすべての人類は立っていることを否定できない。

偏見と欲望本位で暴行し、人を殺す──血に飢えた野獣たちの“正義”に抗う理性、尊厳、あるいは愛などというヒューマニズムの何と無力なことか。
“神”の如くブロンソンは丘の上から彼らを見下ろし、人間狩りに興ずる罪人に裁きを与える。
のん

のんの感想・評価

3.3


******アパッチ族のチャトと彼を殺そうとする横暴な白人追跡隊との間の闘いを描いた異色の西部劇*****



そのアパッチ族のチャトを演じるのがブロンソン。冒頭、酒場で酒を頼もうとしていたところ白人に目障りだとぶっかけられ…という滑り出し。
以降、チャドは追われる者となるのだけれど、実はドラマのほとんどは"追う側"の中で起こる衝突なのがミソ。

インディアン狩りに参加した男たち、それぞれの行動原理の違いが、緻密に描かれていてとても興味深いストーリーになってます。

中でも際立つのは、元南軍将校(ジャック・パランス)。正装して指揮をとったパランスのキャラクター。当初から微妙に揺れているように思えたのだけれど、それは彼個人の内面だけの問題では収まらないことが顕になってゆくくだりはこの映画の一番の見どころかもしれない。

とはいえ、もちろんチャド(ブロンソン)の存在ありき。出演シーンこそ少ないけれど、ハンターの眼と、ネコ科の動物のようなしなやかな動きと無駄のない筋肉美。
marumame

marumameの感想・評価

3.0
ジャケのブロンソンさんを見よ‼️
アパッチ・チャールズです!
白人どもに粛清を!
ことば少なく、つぶらな瞳で威圧します。
こ、これはっ!!!
ブロンソンさんが半裸でふんどし!
頭にバンダナ巻いて馬にまたがるアパッチ族だ!!!
しかもちょっと若くて黒くて痩せている!

昨日観た『デス・ハント』を含め、今手元にブロンソン作品が7枚あります☆
これまで観てきたブロンソン作品とはひと味もふた味も違うテイストでワックワク♡︎ʾʾ

この『チャトズ・ランド』は西部劇です♪
南北戦争後を舞台に横暴な白人たちと一人のアパッチ・インディアンとの闘いを描いたお話。

とは言っても派手な銃撃戦があるわけではなく非常に地味〜な追跡劇。
ブロンソンさん側よりも、追跡する白人たち側に視点を当ててお話は進みます。
あまり姿を現さないアパッチ・ブロンソン!
何処からか現れ、1人また1人と白人たちを仕留めてゆきます!
仲間割れする彼らを岩の上から見下ろすブロンソンの顔のアップがたまらなーい!
おおっ!
これがこの作品の素敵ショットかっ!

ひたすら広がる荒れ果てた荒野の景色と、精悍なブロンソンさんの神々しいようなお姿が見どころです☆
アパッチ・ブロンソンですから当然無口。
いつも以上に無口。


なかなか良いもの観させてもらいました!

ありがとう!
ブロンソンさん!
ブロンソンとジルの夫婦愛映画…と片づけるにはもったいない侠気映画。追跡隊のジャック・パランスが格好いいやら、やるせないやら。またスペインの荒涼とした景色にはまる!どこかでジャック・パランス特集をしてくれないかなあ?山場のブロンソンの攻撃に、インディアナジョーンズと同じ弱みを持つ家人は絶叫。肉体美を披露しつつ冷酷に仇を追い詰める。掟無用、御意見無用!単純明快!
梅田

梅田の感想・評価

3.5
チャールズ・ブロンソンがアパッチを演じるのは今なら搾取的だとか批判されそうな気もする。
jj

jjの感想・評価

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異色ウエスタン!
ブロンソン演じるネイティブアメリカンの男が酒場で注文しようとするが隣にいた客(白人)に嫌がらせをうけ銃を向けられたため発砲。(正当防衛)
ブチギレた街の荒くれ者たちが先住民ブロンソン狩り開始。しかしアパッチの土地に引っ込んだブロンソンおやじはその土地に入ってきた追っ手を一人一人血祭りにあげていく…

ジャック・パランスがその追っ手のリーダー的存在でさすがの貫禄なのだが、10人の仲間たちの意見をいちいち聞いてあげてるもんだから、ただの優柔不断なおっさんでしかない… この荒くれ集団をまとめることが出来ず、ブロンソンの女房や家族に危害を加えてやりたい放題。ブロンソンを怒らせます。しかも痛手を被った追っ手たちは諦めて帰る帰らないで内輪喧嘩を始める始末(撃ち合い)。差別偏見と復讐心『ヘイトフルエイト』『ジャンゴ』に通じるものがある西部劇。タランティーノこれ絶対観てるでしょ!!!
神様となったブロンソン。

今回この映画を観てそう思いました。
どんな役でも出来るブロンソンは今回アパッチ族の役を演じます。
冒頭から追われる身となったブロンソンは追跡隊の姿を山の上にしゃがんでジーッと見ているんです。この姿が凄く神々しい。初めは元気だったジャックパランス率いる追跡隊も段々と疲れて、卑劣にもブロンソンの家族を襲撃します。そこからブロンソンはアパッチ族の衣装を身に纏い人智を超えたものとなります。追跡隊はブロンソンの攻撃を神罰と畏れて、神に懺悔し悔い改めます。荒地でブロンソンに操られる追跡隊はブロンソンの姿を見ることすら出来ずに1人ずつ減っていくばかり。最後の1人が坂を登りながらふと上を見上げると馬に乗ったブロンソンがこちらを上から睨みつけている。これは神様の姿ですよ。
チャトズランドかなり楽しめました。是非オススメです。