さらばバルデスの作品情報・感想・評価

「さらばバルデス」に投稿された感想・評価

放題に若干のネタバレあり

大自然とかわいい馬とブロンソン
ブロンソンとガキの絡みで飯3杯いける
達者でなエンドに弱いんです
シズヲ

シズヲの感想・評価

3.6
颯爽とした情景と馬の逞しい存在感が映える西部劇。アメリカ、イタリア、フランスの共同製作なので混血ウエスタンって感じだ。内容もマカロニというよりは本場西部劇に近い空気感で、全編に渡って牧歌的なムードが漂っている。派手な活劇要素も殆ど無く、チャールズ・ブロンソン演じるカウボーイを中心とした人間ドラマ的な作品だ。

ブロンソンの渋さは相変わらず最高。堂々と男らしい佇まいに仄かな哀愁を蓄えた姿がやっぱりかっこいいし、そういった魅力がしっかり引き出されているのが良い。彼に憧れる少年との交流も微笑ましくてグッと来るんだよな。そして何より生き生きと動く馬の映し方が秀逸。雄大な景色を駆け回る野生馬の映像はとにかく美しいし、ブロンソン演じる主人公の生き様と重なる形で演出されているのが堪らない。

少年が一人旅をしていた理由が全く語られなかったりと登場人物の掘り下げ不足感は否めない。また話の軸に関しても「少年との交流」と「ヒロインとの恋愛」がどっち付かずで交わることなく進行しており、構成の粗さも所々で感じた。滅びゆく者の哀愁を描いたのは好きだけど、最終的にそれを上手く昇華出来ていたかというと微妙な印象。色々と惜しいけど、情緒に溢れた雰囲気は実に好き。
dude

dudeの感想・評価

3.7
美しく叙情的な良作。
ブロンソンが見たくて手に取ったが馬の映画と言っても過言ではない。連続写真からの関係性、つくづく映画栄えする生き物。

ブロンソンとジルのいちゃつきに何を見せられてるんだ?となるのもご愛嬌。撮影の後は燃えるんでしょうね...(下世話)

このレビューはネタバレを含みます

資本はヨーロッパだけど叙情的で正統派なウェスタン。

男の中の男、チャールズ・ブロンソンが西部劇の終焉を顔面のシワと体に刻まれた傷で表現していて、ウ~ンと思わず唸ってしまう映画。

馬の交尾にときめくジル・アイアランドにときめくブロンソンにときめく俺。