反戦映画観て、ちょっと真面目に戦争について考えてみるかーみたいなノリでチケット買ってみた。
数分後、なんだこの映画?人が死ぬ話なのに笑える。いや笑っていいのか?っていうか、笑わせにきてるだろこれ。ち…
岡本喜八監督が、1943年明大卒議後、東宝入社助監督になったが、翌年召集され、1945年陸軍工兵学校入隊、豊橋陸軍予備士官学校で終戦となった自伝的体験を踏まえた、戦争🪖犠牲者に対するレクイエムとして…
>>続きを読む観た。
人に勧められて。
昭和20年の平均寿命と43年との比較から始まる。20年は46.9歳。(なんというタイミングでの鑑賞…)
淡々としたナレーションで説明されるが、いきなり思う所がある始まり。…
愚かでない人間を、コミカルに描く戦争映画、というかなり難しい命題を易々とクリアしてしまう岡本喜八はやっぱり凄すぎる。
純真なキャラクターを悲劇に引き摺り込むことで直截的に悲惨さを訴える、或いは愚かさ…
映画は海に浮かぶドラム缶の中で和傘を差している青年兵の姿から始まる。一体どうしてこうなったのか?時折仲代達矢のナレーションを挟みながら、青年兵「あいつ」が敗戦間際の日本を懸命に生きようとする姿がコミ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
岡本喜八監督のあの時代の日本に対するものすごい憎しみと、あの時代を生きた人への憐憫郷愁色んな愛憎が混ぜこぜになってる映画
全体的に悲しい話なのに明るいビージーエムに比較的軽妙な台詞回し何より主人公に…