肉弾に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『肉弾』に投稿された感想・評価

Beaip
3.5

岡本喜八の怒りと狂気に、ATGの前衛性が組み合わさった異色の反戦映画。
目まぐるしいカット割りとテンポ、寺田農の輝く瞳と痩せこけた肉体から溢れ出る渾身の演技にかき乱される。
燦々と照りつける陽の光と…

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3.8

夏は戦争映画ということで。

岡本喜八は従軍経験者として「日本の一番長い日」で上層部しか出てこない戦争映画を撮ってしまったことへの後悔があったそうで、その思いを爆発させたのが本作。
本作は名も無き人…

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4.0

終戦間際、魚雷にドラム缶をくくりつけるというなさそうでありそうな特攻兵器で太平洋に放り出されたアイツの話。相変わらずな調子の仲代達矢のナレーション。どこかすっとぼけたような劇伴。こんな調子でどこかコ…

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EE
3.8
「大したことはない、大したことはない‥‥」ユーモアを忘れず貧しい生活を生き抜く特攻隊の彼がかっこよかった
おしっこを手伝うシーン素晴らしい
DUN
3.3

ユーネクストで鑑賞。

岡本喜八の反戦映画。
うーん、個人的にはちと合わなかったかなあ。
笠智衆はいつまでも人の良さげなおじいちゃん。
女郎屋のおさげ髪の若き女主人のウサギ。

ラスト昭和43年の現…

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ずが
3.6

このレビューはネタバレを含みます

肉弾になれず、骨になってしまった兵士の少しコミカルな戦争映画。肉弾という言葉から特攻隊員を想像するがこの映画を見た後だと不思議と「あいつ」が尻を出して走り回る様が浮かぶ。あれだけの存在感を出していた…

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いち
3.8
古本屋のおっさんも、観音様みたいな婆さんも、許嫁となる少女も、風俗のババアも、モンペの婆さんも、砂浜の兄弟も、全部あいつの青春。戦時中にもあった普通の青春を体験し、どこかもどかしさを感じた。
yuko
3.2
2025.1.19 CS

いくらなんでもあんな粗末なドラム缶の特攻は無かったと思うけど、終戦間近、苦闘する日本の様子がちょっとブラックユーモア的に描かれていた。
大谷直子が可憐。古本屋の笠智衆も良い。
3.7
戦争の悲惨さ、馬鹿馬鹿しさが何とも言えないユーモアで描かれていた。
正常な思考なら馬鹿馬鹿しい事を戦争になると思考停止状態になって大真面目にやってしまうんだろうな。
まぁ
3.2
テンポについていくのが難しかったがおかしみ溢れるポップな反戦映画。

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