尾道に住む歳をとった夫婦が東京に住む
息子と娘の元へ訪れることで物語は始まる
大きな展開はなく、1950年の日本と共に
夫婦や家族の様子が描かれている
素朴な作品やったけど好きやった
人間関係の繊細…
子どもは薄情。両親がだいぶ歳をとったからか、最近よく思う。親が死んで自分は泣けるだろうか? たぶん泣かないだろうな。じゃあもう少し歳をとって自分が死んだら、子どもは泣いてくれるだろうか。泣いて欲しい…
>>続きを読む小津安二郎監督が、核家族化した大家族の悲哀を老夫婦の視点で描いた世界映画史に燦然と輝く大傑作。胸に押し寄せる圧巻の寂寥感と人情の機微が繊細に心に沁み渡ってくる。何度も観ているが劇場では初鑑賞、しかも…
>>続きを読む前後8年程。
世の中の流れの速さ。
田舎に暮らす老夫婦が感じる哀愁。
なんのための「忙しさ」なのか。
なんのために生きているのか。
強烈なメッセージや展開があるわけじゃないけど、歴史に残すべき作…
作品として本当に素晴らしいと感じました!
昔の作品なのに、面白くて笑顔にもなり悲しさも感じれた。
少し低めの定点アングルとワンカットのセリフやコミュニケーションは見ていて感動したし、映像内の登場人物…
久しぶりに劇場で観た。しかも35㎜フィルムで上映だった。両親を亡くした今観ると、深く身につまされて辛くなる。もっとおしゃべりしておけば、優しくしておけば、いろいろとやっておけばよかったと、悔いばかり…
>>続きを読む(C)1953 松竹株式会社