精神障害犯罪者を収監する矯正院を舞台としたワイズマン1作目の長編ドキュメンタリー。人間は何のために生きるのか?社会、人間の条件とは?彼らに居場所はないのか?システムの中で権力を得て神となる人間等……
早稲田松竹
行く度に一番疲れない椅子だなと思う。
・取り調べの時の顔、70~80mm
・つまらなそうなラッパ、とどろくラッパ
・8番の独房覗き穴から後ろ姿の逆光
・全裸髭剃り、足踏み
・綺麗にす…
アメリカの精神病院の中にカメラ一つ持ってワイズマンが撮っている。最近の作風と違うがこの律儀でドライなタッチと完全に方程式が決まりきっている撮り方でワイズマンとわからせてしまう。ここまでが前提の上で精…
>>続きを読むフレデリック・ワイズマンの足跡特集17本目。
ついに観たぞ『チチカット・フォーリーズ』ということでここ最近集中的に観ているワイズマンの映画監督デビュー作ですね。1967年の作品らしいので実に約60年…
監督デビュー作。マサチューセッツ州ブリッジウォーターにある州立刑務所矯正院で撮影されたドキュメンタリー。
矯正院の環境は見るからに劣悪で、収容者が当然のように裸だったり、食事を摂らない収容者の鼻に…
昔のアメリカの矯正施設の様子が面白かった。社会科見学的な面白さもありつつ、だんだんと人間の怖さみたいなものも浮かび上がってくる。
途中出てくる医師たちが、ものすごくまっすぐ話している様子が印象的だっ…
フレデリック・ワイズマン監督の処女作であり、上映差止めの裁判命令により、1991年まで一般上映が禁止されていた問題作にして代表作。
アメリカの州立刑務所矯正院(精神異常犯罪者のための矯正施設)の実…
おそらく職員たちで構成されている楽団のような男たちが、陽気に合唱する様から始まるこの映画は、とてつもない音楽を感じさせる映画である。「チチカット・フォーリーズ」という題名の響きがどことなく音楽を思わ…
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