16歳の合衆国の作品情報・感想・評価

「16歳の合衆国」に投稿された感想・評価

なお

なおの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

知的障害の子を殺した理由は加害者も分からない。
たぶん〇〇だったからと言われても、被害者家族にはそうだったんだ〜なんて納得できないと思う。
家族もそんな風に思って育ててないと思う。
この事件をきっかけに、加害者に関わる者の生き苦しさを感じた。
キャストが豪華。

(吹き替え)
yoyo

yoyoの感想・評価

3.7
ちゃんとした"答え"が欲しい人には向かない映画かな。

レビューでみんなも反応してる「悪は善を確認するため…」的な言葉。
きっとその言葉に共感した人は何かしら思い当たる節があるんでしょうね。
浮気して恋人の大切さを知った…とか?w

主人公の視点で考えればなんか切ないけど、被害者の誰かしらからの視点で考えたら彼もただの殺人犯。
せめてハッキリとした"理由"を知りたかったな。
哀しい。ジェナ・マローンの泣き顔見て、グッドナイトムーンのアンナか!ってびっくり。この子の泣き顔いいんだよねぇ。
♯61 実話ベース

主人公は自分の彼女の知的障害のある弟を殺害し、少年院に収監されているライアン・ゴズリングが演じる少年。
少年の父親は、離れて暮らケヴィン・スペイシー演じる売れっ子作家。
少年院のドン・チードルが演じる作家志望の担任教師が、主人公に興味持ち彼を題材にした本を出版する為施設の規則を破って彼にコンタクトを取り主人公の犯した罪の動機を探っていく物語。

◆良い点/注目ポイント
・少年院の中で人種間の抗争も無く。淡々とした日常を描いている為、映画の世界に没入出来ます。

◆改善点
・実話ベースの為大きな転機も訪れず、後半ギリギリのオチも月並みでした。

◆総括
・私のFilmarks1,000本目のレビュー作品にしては少し役不足でした。
『Vフォー・ヴェンデッタ』を再視聴しようと考えていたのですが、レンタル店で豪華キャストなのにマイナーな今作を発見し冒険をしてしまいました。
全体の雰囲気やキャラ設定など海外ドラマ『OC』に似ています。

-2021年 61本目-
Xavier

Xavierの感想・評価

4.0
感受性が人一倍強い彼は気付いてしまった、その人の悲しみに…

"あの日のことは覚えていない
本当に思い出せない
一番大事なごとに限って
何の痕跡も残さず消し去ってしまう"
この作品このリーランドのナレーションから始まる。

16歳の少年リーランドは、恋人ベッキーの弟で知的傷害のある少年ライアンを殺害したとして逮捕され、強制施設に送致される。
施設内でのクラスの担任となった教師パールは作家志望だ。
パールはリーランドがノートに書いた

"彼らが何を求めているかわかってる"が

心に引っ掛かりリーランドに興味を持つ

殺人の動機について全く語らなかったリーランドだったが、徐々にパールに恋人ベッキーの関係や家族の事を語るようになっていく。

ベッキーには秘密があった
それはドラッグ中毒だということ。
前の彼氏ケヴィンが麻薬の売人で、彼に勧められドラッグに溺れてしまったのだ
ケヴィンは逮捕され縁は切れていたが、ライアンが殺害された頃とほぼ同時ぐらいに保釈され、ベッキーは再びケヴィンと付き合う事になっていく。

その事を快く思わない青年がいた。
ベッキーの叔母の所に住むアレンという青年だ。彼は、ベッキーやライアンとも仲がよく、またリーランドとも面識があった。アレンはベッキーの事を大切に思い、ベッキーの彼氏であるリーランドに託していた。しかし、ベッキーがケヴィンの元に走った事が許せないアレンは、
ケヴィンの家を訪れ、力付くベッキーを家に連れて帰る。

リーランドの逮捕後、回りでは色々な事が起こり変わり始めている。
その事が、大きな悲劇を産むことを誰もわからなかった…

この後の話が気になる人は是非ご覧になって下さい。

最後の2~30分ぐらいまで、いろいろ考えたが、リーランドが何故ライアンを殺さなければならなかったのか解らなかった。それは多分、リーランドも理由がはっきりわからないという設定だったからなのだろう。
リーランドはパールと話す様になり、
その会話の中で"ある事"に気付く。
そしてその事が、事件の原因であることを知ったリーランドは、パールに

"人の悲しみが見える"と告げる

あまりにも抽象的でパールには気付く事が出来なかった。そこに理由がある事を

パールは施設のルールを破った事により
リーランドの担任から外される。

最後にパールに会いに来たリーランドは

"後悔してるんだ。今さらどうしようもないけど後悔してる"と告げる

でもパールはそこでも気付く事は出来なかった。そして…

凄い考えさせられる作品だった。
個人的な考えを書きたいところだけど、
それを書くとネタバレになってしまうので書かない事にします。
でも見るからに人によって解釈が違うかもなぁ…

最後にこの作品で気になった言葉を…

誰の心にも"善"が潜んでいる
心の奥底で眠っている
人は"悪"に怯えているけれど
本当は"善"を恐れているのかも
そして"悪"は"善"を確認するためにあるのかも

深い言葉だ。
この作品のリーランドを演じているのは
ライアン・ゴズリングです。
そしてお父さん役はケビン・スペイシー
なかなか豪華です。
MIKI

MIKIの感想・評価

3.0
“愛は心の中にあるんじゃない
愛は舌に宿る 愛は言葉だ”

“朝 目覚めて 夜 眠るまで
一瞬たりとも頭から離れないこと”

“恋をしたからこそ 絶望の苦しさ 孤独のつらさがわかる”

“神がいなくても 人は自ら望んで善い行いをするだろう 悪い行いもそれを望むから または仕方なく”

“「悪」は「善」を確認するためにあるのかも”
gon

gonの感想・評価

3.0
これが、若者のリアルなのか。
行き場のない内なる思いの果て。
その気持ちは、間違ってないし、分かる。
どうする事が正解なのかなんて、分からないけど、共感したのかな。

善悪とは、微妙なバランスで成り立っていて、どちらも決して無くならない。
いつか善悪に怯える事なく、悪で善を確認するのではなく、自然に泣ける日が来ると思う。
今はまだ、思えないかもしれないけど、涙は、無力ではない。
もしかして『悪』は『善』を確認するためにあるのかも…

世の中の悲しみに囚われてしまった16歳の少年が障害を持つ少年を刺殺してしまう…主観と客観、欲望と絶望…様々な人間の様々な感情が交錯するヒューマンドラマ。


正直、誰にも感情移入するを許されず通りすがりの傍観者になってしまいましたが、不思議と自身の持つ道徳に対する疑念がじんわり生まれてしまった…。

果たして、この世の中に 正しい ことなんて本当にあるのだろうか…。



主人公リーランドを演じるうら若きライアン・ゴズリング氏の感情を抑えた繊細な演技、彼自身の語りには惹きつけられるのですが、この物語自体が人間の物悲しい側面に焦点を絞り描かれているので…心が疲れるしんどい作品だなぁっていう…。

う〜ん、なんだかなぁ…。全部切ない。
TAKA

TAKAの感想・評価

3.8
善と悪
ものの見方は2つある
殺人を犯した青年は怪物でもなんでもなく、普通だった
彼は自分の気持ちを押し殺していたんだな
 知的障害を持つ少年を殺害した罪で少年院送りになったリーランド。彼のことを本に書こうと、少年院で教師をしているパールという男がリーランドに個人的に接近する。
 そしてもう一人、リーランドに近づこうとする影……。

 事件前と事件後のストーリーが交互に描かれて進んでいく作り。

 何となく悟っているというか、文学的なセリフが多い。

 ケヴィン・スぺイシーが脚本に惚れこんで、自ら製作にかかわったらしい。
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