らぶれたあの作品情報・感想・評価

らぶれたあ1959年製作の映画)

製作国:

上映時間:40分

3.2

『らぶれたあ』に投稿された感想・評価

ついに観ることができた。いやあ長生きはしてみるもんだ。清順の未見作はあと一本。

雪山でずっと追いかけながらメロドラマやるの凄えし流石だわ。ダグラスサークばりの雪と爆速濃密演出。素晴らしい。
松浦健郎の原作を石井喜一が脚色、鈴木清順が監督したミステリー。登場人物4人だけで話が進む。男との文通。次第に相手の手紙が少なくなり、そして途絶える。訪ねてみることに。女は男の胸に飛び込むが…。
確かに寝ても覚めてもみたいな話だった。人物同士の距離感覚がちぐはぐで通して居心地悪く、だだのメロドラマでなくしている
アノ
3.7

待田京介が主演の映画なんてあるのか…若い!
筑波久子と待田京介が再開すると待田京介は踵を返してどこまでも雪の中を歩いていく、このデタラメさ。
小屋に入ってからも切り返しからカメラ、間のとり方まで好調…

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odyss
2.0

【鈴木清順作品としてはイマイチ】

鈴木清順の作品ですが、あまり冴えません。時間も短いし(40分しかない)。

男女が恋愛し、別の場所で暮らすようになってからも手紙を通じてお互いの気持ちを確かめ合っ…

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3.5

黒と白のコントラストが美しい。雪山と夜の街。モノローグめいた会話も独特。展開は読めるが、この世界を見続けたいと思う。

筑波久子のコートが二種類とも可愛く画面に映える。「いれときゃいいんだろ」的な、…

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一
-

ほんと『寝ても覚めても』っぽい。40分のメロドラマだが、尋常な話ではないし演出もそう。“再会”した筑波久子と待田京介が追いつ追われつ会話するシーンの不自然なカット繋ぎや、フランク永井と筑波の会話(階…

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t
4.5
「寝ても覚めても」だった。鈴木清順が添え物的メロドラマを撮るとこうも面白いのか。待田京介の挙動不審さ、フランク永井の歌唱が入るタイミングの完璧さ。

不思議な魅力の作品で、ラブレターの文面は詩だし、セリフもちょっと書き言葉のような?、普通ならA→B→Cと進むシーンのBがなかったりとか。謎のからくりはすぐに分かってしまうけど、不思議な味わいには心惹…

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谷口
4.0
フリとオチがよく効いている。
フランクの気の利いた芝居も◎。
よく出来ている。

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