アメリカ映画的な商業主義を感じるカットが無いとは言えないが、戦争で死を突きつけるシーンの強さ、練度の高さ。すぐそこにあり続ける死に対するサスペンス感というか…高い評価を受ける理由もよくわかった。
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第一次世界大戦中のドイツ。老教師は愛国心を説き志願兵を募る。ポールらは志願し、前線に送り込まれる。
アカデミー賞受賞作品
ルイス・マイルストン監督作
印象的なシーン
・学校の窓の外を兵隊が行進、…
洗脳と同調圧力により若者を死地に追いやる老人や、まんまと乗せられて「ラインの護り」を合唱する若者の姿に、序盤から暗澹たる気分になる。
前線ではひたすら塹壕での生活、昼夜鳴り響く爆撃音、頬をかすめる…
これをアメリカが制作したって言うのが複雑 まあ当時はアメリカぐらいしか作れなかっただろうけれど
派手な戦闘シーンはない 泥にまみれ恐怖に震えながら地を這うようにして戦う人々
現代の戦争映画に慣れ…
扇動者の教師や、父親と仲間たちの描写には気分が悪くなる。戦争を見聞きしているだけの自分も居心地の悪さのような感情を覚える。実際に戦場を体験した原作者の思いが一貫して作品に表れているからなのだろうと思…
>>続きを読む若者への洗脳ってのが核よな
この映画では結構上官に逆らう事が出来ているが実際は無理で、軍隊に入れば命令に従うだけの人格無きマシーンになってしまう
軍人は望んで就職するのだから良いとして、戦争になった…
第一次世界大戦から十数年後の映画だからこその生々しさ
戦闘の過酷さ、足がもがれ死んでいく仲間たち、流されるままの世論、子を心配する親
以上の戦争に振り回される人々の描写が網羅されているのはさすがだと…