これを観て気付いたのはロリータでもそうだけど、視線や目の動きを強調して感情や隠喩的で繊細な感情をカメラを通じて伝えるのが天才的だなと思った。
やはり大名作の数々のセットやミステリアスで巧妙な作りに注…
キューブリックの劇場作品の2作目。
彼の作品の中で唯一と言ってもいい恋愛映画。
(と言ってもサスペンス要素も勿論ある。)
以前見た🎭デビューの「恐怖と欲望」といいこの頃から圧倒的なセンス。
顕著…
【愛情と同情を勘違いしないで】
スタンリー・キューブリック監督が脚本も手懸けた初期のノワール作品
〈あらすじ〉
うらぶれたボクサーが、向かいのアパートに住む女を情夫の手から救い出そうとするという…
2024-7
これにて、キューブリック作品(公開版違い除く)初期短編、長編処女作等含めて一応全完達成。
マネキン部屋でおっさん2人がフラフラになりながら生死をかけた対面して終わる映画先にも後にも…
ついマネキンに目が行きがちだけど、女がベッドの背もたれに吊してる人形が不気味で良いし、父と姉の思い出エピソードとふたりのそれぞれのポートレートが美しく素晴らしい。窓に階段に屋上にガタガタのリフトにあ…
>>続きを読む駅で発車待ち中に回想でボクシング。カーテンをかけない向かいの窓は屋上で繋がっている。鏡に反射する。両腕の間から殴られる。歩道を平行移動。奥へとまっすぐ伸びた路。手前に投げて割れるガラス。鞄を開けて拳…
>>続きを読むやはり巨匠の作品は一味違う。ストーリーはは比較的シンプルだが、ちょっとした表情の変化を捉えるカメラワークや、美しい構図の絵面に、品のようなものが感じられて、それは黒澤明作品にも通ずるものだ。危機に陥…
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