加藤監督に台詞回しを正されたらしい安藤昇がきちんと“芝居”しています!
現在と過去を交差させる複雑な作りで観ていて飽きないが、今ではタブーであろう内容と共に、眉毛のない内田良平や、熱血漢な伊丹十三…
なんて非道い話なんだ。
敗戦直後の無法状態で,警察はひたすら頼りない。旧来のヤクザ一家はセコイばかりで役に立たない。闇マーケットの乗っ取りを図る三国人ギャングたちは、彼らを差別してきた日本人への復讐…
松竹のやくざ映画、戦後の混乱と対立、差別問題などが主題、、だと思う
割と突発的なことがあったり、いろいろてんこ盛りで逆に笑えたりするけど、まあなんか本当に混沌としていた
文太にぃが荒っぽくて若くてい…
昔見たはずだが、安藤昇が医者の役をやっていたことすら覚えてなかった。
見直すと、やくざを通して差別撤廃と世界平和を謳う意欲作だった。
怒涛の説明台詞には辟易するが、戦後マーケットという限定空間の画作…
三国人を扱っている映画のなかでも人種問題だったり差別の構造を取り扱っていたりと妙に真面目な作風なのはアクションややくざ映画に慣れてない松竹だからか。そして三国人とマーケットの問題を傍観者として見守る…
>>続きを読む昭和23年戦後混乱期の町医者、雨宮を演じる安藤昇。
敗戦国日本でやりたい放題の三国人団体に警察も及び腰。
暴力で日本人の土地を奪い大娯楽センターを作ろうと画策する。
「忘れっぽい日本人は、直ぐに…
終戦直後、三国人と呼ばれた在日韓国朝鮮人の無法ぶり、非道ぶりがよく描かれていた。
映画制作当時はリアルタイムで知ってた人が多かっただろう。
今後、日本人の記憶から忘れられていくだろうから、映画の中で…
石原慎太郎著『あるヤクザの生涯ー安藤昇伝』という本の広告を見て、安藤昇の映画を観てみようと思った。
安藤昇は、俳優からヤクザになったのか?あるいはその逆か?…凄みがあるが、知性と品性も感じられる顔…
松竹株式会社