この世の幸せは長くは続かない。
出兵、結婚そして隠居と、みんな、向こうへ行ってしまう。
これが今生の別れかもしれないと紀子は涙するから、私は感動する。
なぜなら、彼らはあの戦争を生き延びた人らなの…
「晩春」で究極の娘だった原節子、今度の恋慕対象は戦地から戻らぬ次兄(中国に出征していた小津安二郎自身?) 両親と長兄(笠智衆)夫婦と悪ガキ甥っ子2と暮らす今回も婚期逃しぎみな究極の妹。義姉や親友や上…
>>続きを読むここまでユーモアで楽しい会話劇を描ける小津安二郎の凄さ。現代の価値観とは違うと言われつつも、小津映画の女性はみんな力強い。全然男性に萎縮しない、特に原節子。
終盤の縁談相手を見に行こうとするシーンは…
二十八歳を迎えた娘の結婚をめぐる家族らの心情を、女性の自立や家族の絆と絡めながら描く。「紀子三部作」の二作目。
未婚である節子とアヤの二人が、既婚である女友達の二人と煽り合う場面が楽しい。「結婚し…
結婚により変わっていく家族の物語。
当時は女性がお嫁に行くことが当たり前で、未婚の女性は家族や身近の人から心配され、ものすごいプレッシャーを感じていたことが分かった。登場人物の会話が面白く、コメディ…
東北行きを決めた後、杉村春子が半ばあきらめつつ、自分が思い描いていたありえたかもしれない未来を原節子に語る。
実は杉村春子に話を打ち明けられた時、初めて自分の気持ちに気づき、結婚を決めたのだと、後…
小津安二郎作品は、タイトルと作品の雰囲気が類似しているので、本作を観たかどうか分からなかった💦(こーゆー時に鑑賞記録としてのFilmarksはありがたい)
観たと思っていたのは、「麦秋」でなく「晩…
黒澤明や溝口健二の映画は一目みただけでその凄さが伝わるのだが、一連の小津作品(特に原節子と組んだ6作品)を見るとなんでこんなちんまい、(高尚と低俗のちょうど境目に位置する)映画が世界的に高い評価を受…
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