晩春と比べると「父への愛」というテーマがない分、個人の幸せを希求する上で最善の選択はなんだろう?という普遍的なテーマを感じられて親しみやすかった
戦後の家制度の崩壊の中で、どうして結婚しなきゃならな…
女子トークが楽しいわりとコミカルな前半から、紀子の結婚が決まり家族に漂い始める寂しさ、別れの予感とのコントラスト。紀子が嫁いで行き、隠居した父母が「幸せでした」と言いながらも、寂しげに遠くを見つめて…
>>続きを読む紀子三部作のメモとして。
『晩春』
いや食うよ、食う、食う食う。めっちゃ言う笠智衆に笑った。父親とそりが合わないわたしみたいな人間にはちょっと気持ちのわからない部分もあったけれど、明るく奔放であっ…
幸せになってほしい一心で娘に結婚を勧めまくる家族。家族は当の本人抜きで「あの人は家柄がいいからどうだ、この人はお金をたくさん持ってるぞ」って娘に相応しい男性を勝手に探してワイワイ盛り上がってたのに…
>>続きを読む小津映画の最高峰。
リズムのあるコメディタッチ、抑制された美しいカットが、家族の離散をより不可逆的なものに感じさせている。
この時代の平均年齢、秋田と奈良の距離を考えると次に会うのは誰かが亡くな…