波乱が起きるのにどこまでも日常的な温度感で温もりを感じるし、丁寧な人物描写だから、終盤の家族の笑顔がものすごく心に刺さる。
しかも、紀子が泣いてしまうシーンも演技とは思えないほどのリアルさで、惹きつ…
鎌倉の海辺の散歩、銀座で女たちのお茶会、家族写真のシーン、“あんぱん食べてかない?“シーン、それぞれの情景が良いです。この作品は特に、“秋“というなんとも豊かな実りの多い季節なのか、冬がくる寂しさな…
>>続きを読むいつの時代でも、家族や友人に世話を焼くのも焼かれるのもそのうちが花だろうなと思う。
メインではないもののいつも子供たちの無邪気な姿が輝いている。おとなのどうしようもない事情と隣り合わせの中で、家族…
大学の映画批評の授業で鑑賞。
小津映画の色んな味わい方を学びました。
映画を単に物語の筋で観るのではなく、どのように撮られたかという一段階メタな視点で見ることである種のリズムを感じられるのだなあと…
小津安二郎「麦秋」(1951)
「東京物語」がすこぶるよかったので次はこちらをみた。
ほとんど何も起こらないが、とある台詞で物事が動き出す。
戦死した紀子の兄の不在がずっと漂っていて、ストーリー全…
全ショット良いんだけど、時々えー!?って笑っちゃうくらい美しい、とくに食卓とか人がいなくなった空間が艶めいている
空間の隔たった人物たちを同じ動作で繋いだり、2つの食パンと子どもたちを重なるように連…