小津安二郎の傑作、映画鑑賞事業とかでなんと小津安二郎3本立て450円でした。さすがに3本はむりで午後から2本鑑賞。小津作品は、テレビで少し観たことがあったのだけど、何故こんなに支持されているのだろう…
>>続きを読む個人的小津作品の中での最高傑作。
横顔の定点カットがこの頃から既に完成されているものとして伺える。加えて、演者が示す表情や台詞もユーモラスかつ繊細。終盤の「幸せでした」にどれだけの感情が含まれてい…
このレビューはネタバレを含みます
このままなのかなと思うと同時に、いつか来るであろう未来を頭の片隅で予感するものなのかもしれない。
それぞれの繊細な心の機微、神妙さ、一つの家族の形が終わりを告げる瞬間を待つ儚さが、切なくも温かく感…
晩春に続く紀子3部作の2作目!小津映画で唯一クローンショットを活用したことでも有名な本作
冒頭から奥行き深い居間や廊下のカットはさすが小津安二郎
既婚者たちが嫌味ったらしく「ねぇ〜」と無理に韻を踏ん…
話はあまり面白くはないが、会話に乗せられているほんのりのユーモアと、構図の良さで見ていられる
紀子の愛嬌。ねぇ〜。
紀子の友達の話し方もおもろい
日本の古き良き原風景のような舞台に、劇中の会話に出て…
唐突に明かされる、戦争によって亡くなった(であろう)家族の存在が、まだ戦争の傷痕の残る時代の話なんだなあとハッとさせられる。周吉、志げの夫婦が「今が一番幸せなのかも」と言った先に見つめる、誰かの手を…
>>続きを読む本筋となっている、中々結婚しない娘が嫁入りする話ってのは全くどうでもいい話だし全然入ってこないけど、人の営みを映すのが上手い
普通くらいの調子で見てもあまり入ってこなかったから調子悪い時に見たら爆…
3世代同居の大家族のお話で、娘の縁談を軸に家族や周囲の人々の様々な心情が描かれる中、
老夫婦の視点になって観てしまうのは、やっぱり自分がそっち側に近づいてきてるからだろうか。
菅井一郎と東山千栄子…