話はあまり面白くはないが、会話に乗せられているほんのりのユーモアと、構図の良さで見ていられる
紀子の愛嬌。ねぇ〜。
紀子の友達の話し方もおもろい
日本の古き良き原風景のような舞台に、劇中の会話に出て…
唐突に明かされる、戦争によって亡くなった(であろう)家族の存在が、まだ戦争の傷痕の残る時代の話なんだなあとハッとさせられる。周吉、志げの夫婦が「今が一番幸せなのかも」と言った先に見つめる、誰かの手を…
>>続きを読む本筋となっている、中々結婚しない娘が嫁入りする話ってのは全くどうでもいい話だし全然入ってこないけど、人の営みを映すのが上手い
普通くらいの調子で見てもあまり入ってこなかったから調子悪い時に見たら爆…
3世代同居の大家族のお話で、娘の縁談を軸に家族や周囲の人々の様々な心情が描かれる中、
老夫婦の視点になって観てしまうのは、やっぱり自分がそっち側に近づいてきてるからだろうか。
菅井一郎と東山千栄子…
実績だなんて、ねぇ〜!
なくったって、ねぇ〜!
お友達同士のやりとり、
義姉さんとの関係性といい、
女性陣の魅力がたっぷりな作品!
子供達や、耳の遠いおじいさんや
笑い方にクセのある専務など周り…
紀子とアヤのレトロモダンな洋装が良いですね。和装は分かりませんが。男性陣のスーツ姿もなかなかです。当時はテーラーメイドが普通ですかね。襟が大きめなのは流行りでしょうか。紀子と謙吉が駿河台を歩く背景に…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
フォロワーさんが観ていたので、ふと観てみたくなりました。
28歳未婚の娘がいる家族が舞台。
あの頃の28歳未婚は、さぞや生きづらかっただろうに、明るくユーモアたっぷりに受け流している姿が軽やか。
…
28歳で売れ残り扱いされる時代、周りが縁談持ってきてくれる時代だけどこの人はハイソだからかなり恵まれてる方だよな
それほど相手のこと好きだった描写もなくて戦争から帰ってこない人を思い続けてるのかなっ…
よかった。なんか今まで観た小津監督作で一番すきだったかも。
戦争、女性の強さ、戦後の格差といった厳かな下地がおだやかな人情味と様式美で諄くないバランスになっている。
杉村さんはほんとに表情のいい役者…