大江健三郎の原作を、白坂依志夫と増村が脚色、増村が監督した社会派作品。学生と偽って学生運動に参加したジェリー藤尾。スパイ容疑をかけられ、過酷な取り調べを受ける。学生たちの暴走と狂気、壊れゆく偽大学…
>>続きを読むクライマックスにとてつもない嫌悪感抱いた
監禁したのは東都大学の学生なのに、監禁されてた大津彦一に許してあげようっていうスタンスとってるのまじで吐き気
それで大津が完全におかしくなって自分が東都大学…
2024.02.25
昭和36年度
近来学生の政治活動は活発であります。
駅の横にデパートが建ったんよ。お客さんが皆、そっちへ行ってもうて…
昨日も全学同が警官と掴み合い
学生は皆、全学同の一員
ポ…
めちゃくちゃ面白かった…!
大江健三郎を読んだときの、閉塞感、八方塞がり、焦燥、不快感、逃げ出したくて、読み捨てたくて、しかし終わらないことにはどうにもおさまりつかないから、もはや仕方がなく読むけど…
原作「偽証の時」にそれまでの経緯を肉付けされているオープニングからしてある種非常にばかばかしいというか、「偽大学生て!」という気持ちがずっと消えないままではあるのだが、次第にやばいことになってくる…
>>続きを読む身分偽証の動機と経歴の肉付けによって実質主人公となるジェリー藤尾への拘禁描写の反復は原作で語り手だった若尾文子扮する女子学生の内的葛藤をやや後退させ『ショック集団』的狂気の結末へ導く(精神病棟の廊下…
>>続きを読む全体を通してローアングルのシーンが綺麗だったね
特に最初階段を上がってきて親からの手紙を取るシーンがよかった
結構精神崩壊が段階的ではなく、急にきたなと感じたかな
芝居を見るのが好きって言った男がい…
何が悪なのか。そんな単純な話ではない。
皆が体裁やプライドなど気にして自分だけを守ろうとする。何かを悪と決めつけることが、自己を守り抜こうとするのに最も簡単ではあるが、正義を見失ってしまい人としての…