偽大学生の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『偽大学生』に投稿された感想・評価

94

94の感想・評価

4.0
最初は面白くなりそうでワクワクしたし、ジェリー藤尾は最高にバカやってて良いんだけど後半まとまりが無くなっていったような…惜しい…

めっちゃ面白い。冒頭でジェリー藤尾が参考書の壁を手前に向かって倒すショットなど画面に工夫がある。監禁シーンなど室内の場面はシネスコサイズながら画面内に人々を配置することで閉塞感をよく出している。大江…

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すごい!大傑作!!! 
オープニングはブレッソンだ。 

原作は大江『偽証の時』(1957)
この時点ですでに連合赤軍の行方を見通している。

増村保造監督、大江健三郎原作。

ちょっと面白すぎる。ジェリー藤尾演じる偽大学生の男に学生運動急進派の連中が巻き込まれてゆく。会社でもTwitterでもみたことある普遍的な狂気の話。冒頭の合格発表の…

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ちょっと面白すぎた
嘘に嘘掛け合わせたら歪なホントになっちった
ryo

ryoの感想・評価

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罪を見ずに済ませること。黒沢清『叫』や青山真治『レイクサイド・マーダーケース』が近い主題を世に問うまであと40年。
ふかい

ふかいの感想・評価

3.8

大学落ちる→母ちゃんの手紙を読んで「ゴウカクシタ」という嘘の手紙を書く→「偽大学生」というタイトル表示までの一連のシークエンスが格好良すぎて泣きそうになる。ただそれ以上の感動は無かったような。ジュリ…

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保守の政府も革命の学生運動も、個人の尊厳というモノを無視するという形で結果的に共犯関係に陥ってしまった時代。
村上春樹がノルウェイの森をそれへのアンチテーゼとして極私的作品に仕上げた理由もこれを見た…

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び

びの感想・評価

2.4
ジェリー藤尾の顔が苦手すぎて話が今ひとつ入って来なかった……。初期の作品では珍しく後期増村作品のテイストを感じる。

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