クレショフ効果の言葉だけ知っていたレフ・クレショフチームによるコメディ。
悪党伯爵(フセヴォロド・プドフキンが俳優してる)夫妻(妻役はクレショフの奥様。歯茎までケタケタ笑う表情がなんともよい)アジ…
レフ・クレショフ(1899~1970) 1918年に最初の監督作品『ブライト技師の計画』を発表。革命直後のソビエトで世界初の国立映画大学の教授となり、クレショフ工房と呼ばれるワークショップで、後進の…
>>続きを読むソビエト連邦が初めて作った明確な反米プロパガンダ映画との事。しかし主人公がハロルド・ロイド似で、悪人に酷い目に遭わされるマヌケという点を除けば反米要素はどちらかと言うと薄く、欧米のプロパガンダで宣伝…
>>続きを読むロイドのように無垢なアメリカ人の固定観念に満ちた旅を通して、結局はボリシェヴィキ思想に着地するプロパガンダコメディ。照明とアップがエイゼンシュテインのように過剰で、アイリスを多用しすぎてクレショフ効…
>>続きを読む11/12
典型的ブルジョアジーのウェスト氏とその護衛の、ボリス・バルネット演じるカウボーイ・ジュディが世界初のボリシェヴィキの国へ視察旅行をする。
ウェスト氏を騙して金銭を騙しとろうとする詐欺…
プロテスタントであるキリスト教青年会のウェスト氏と、その召使いであるカウボーイというアメリカを象徴するような2人がロシアへと旅をする。2人はウェスト氏という名前の通り西側諸国を代表していて、2人に吹…
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