このレビューはネタバレを含みます
「白い巨塔」(1966年)
🌼感想🌼
全てが良い。
🌼概要🌼
医療系小説の映画化。架空物語。
🌼浪速大学🌼
大阪府立大学の旧称。小説等でしばしば使われる大阪の架空の大学の名称。多くは…
浪速大学医学部の東教授の退任が近づき、そのポスト争いが水面下で激化していた。最有力候補と言われる医師・財前五郎。しかし彼は、たとえ患者が死のうとも、ひたすら名誉と権力を求める野心的な医師だった。選挙…
>>続きを読む1966年山本薩夫監督。山崎豊子の原作を映像化。これが初映像化だったのだろうか。田宮二郎演じる財前五郎・浪速大学第一外科助教授が主人公で、彼の出世欲と、医学界の権力闘争、その中で軽く扱われる患者、…
>>続きを読む手術の場面が生々しい。
新劇界の錚々たる名優が出演し、教授を誰にすべきかで暗躍する。
昭和のまだ日本映画が衰えていなかった頃の作品で、田宮二郎がはまり役です。氏があんな最後を遂げたとは。分からないも…