京都が舞台と知りチョイスした作品
京都といえば “一見さんお断り” という文化。ということで、京都を舞台に“いちげんさん”である“僕”が主人公で盲目の女性との出会いから別れを描いている。
特筆すべ…
外国である日本で非母国語の日本文学を学ぶ男性と盲目の美しい女性との美しい恋愛物語。ガイジンと非健常者というお互いが抱える一種の疎外感を通して惹かれ合ってゆく二人。盲目の女性を通した肌に触れる感覚、雨…
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期待しすぎた感はちょっとあったけど、面白かったです。やっぱり昔の映画の俳優さんたちは結構ハキハキ喋るんだなと思った。京子さんはお淑やかな性格だと思ってたから、話し方に少し違和感も覚えた。主人公の顔が…
>>続きを読むこれは大すこな種の奇作!
1989年の原作を2000年に撮る、という妙味もありつつ、画や質感は、相当にY2K
こんな出自の作家、原作、そして今作があったんだというのも当時全く記憶なく、驚きであっ…
外人俳優を起用した邦画にありがちなこっぱずかしい見るに堪えない表層的色恋映画なんだろうという予想はいい意味で裏切られた。
やはり京都というロケ地が醸す空気感は特別の物があるようで(これは本作品に限…
京都、盲目の女とスイス人留学生
京都の外国人というと日本人より日本にくわしい日本贔屓が鼻につくイメージがあるのだけれど、語り手である主人公はこの古都を殊更愛するわけではなく、むしろ嫌悪に近い感情を…
京都を舞台に盲目の女性と外国人男性との儚げな恋愛を描いた映画
当時の外国人に対する日本人の見方や偏見といった社会的要素も織り込まれてるので単なるロマンス映画と一括りにはできない
劇中の音楽が久…
このレビューはネタバレを含みます
自らとも重なるところが多く、一度見始めたらやめられなくなった。
目が見えないこと、日本の中でも京都が舞台だということ、留学生という立場
その全てが、マイノリティーとしての彼らを際立たせていた。
京…