抑圧された心に芽生える悪意。
第一次世界大戦を直前にしたドイツの小さな村を舞台に、次々に起こる不可解な事件と、不穏な空気に包まれた村人達を描いたクライム・ミステリー。
村人の相関図を頭に入れるの…
戦争直前の架空の村で起きる事件の数々、不穏な空気がずっと漂う映画でした。犯人がはっきりと明らかにされないものの、少しずつ、あーあ多分これかと思い当たる節も出てきて、何とも。集団で悪を働く怖さよ。
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去年の九月頃に鑑賞した作品だが、filmarksの方に感想を貼れていなかったので。長いけど↓
村の権力者が一連の事件を同一犯と見立てたのをいいことに、日頃の鬱憤を他所で発散する人間が四方で発生する…
キャベツ畑荒らしとピーピー殺害、あとジギを川に突き落としたシーンは明確に犯人が描写される、けどそれ以外は村の人物やあるいは先生の語りを通して観客に推理させるようになってる
でも作品そのものが先生の語…
あの村は国家の縮図だったのかなと思った。
上から抑圧された者が自分より立場の弱いものに当たり発散する。
人間らしい汚く愚かなものをスクリーン全面に描写することに関して、ハネケの右に出るものは居ないの…
こういうの、大好き。
1913年、北ドイツの小さな村。大地主の男爵を中心に人びとが静かに暮らす村で数々の奇妙な事故が起きる。
時代設定、好き!舞台設定、好き!
これから様々な技術が発展し、生活の…
黒の使い方好き
徐々にグレーが多くなって
上下に分割されたラストのシーンに全てが詰まってる
ゾロゾロと集まってくるこの村の男たちの関心の小ささよ。。。
比して先生は近代的、唯一ハネケから希望を託され…