アポロ月面着陸の前年1968年公開、人類初の有人月面着陸計画を描いたヒューマンドラマ。
当然、まだアポロ計画成功前であるから、宇宙船の外側の映像も無く、宇宙服や月面の描写等の考証も怪しい地味な作劇だ…
CS番組ザ・シネマ
町山智浩のVIDEO SHOP UFOで鑑賞
アポロ11号の月面着陸の1年前に公開された作品という事にまず驚く。
米ソ宇宙開発競争が加熱している中、こんなシニカルな作品を撮って…
むちゃくちゃな計画ですわ。
ロバート・アルトマンは、実は僕は『マッシュ』が意外にも苦手。
じゃあ、宇宙開発物はどうなんだろうと、そう期待もせずに見始めました。
うん、『マッシュ!』よりは違和感なく…
邦題詐欺映画だけど普通におもしろい。『2001年宇宙の旅』の陰に隠れた、史実と映画史における宇宙空間(アポロ11号によって宇宙が現実のものとなる以前の)、紀元前最晩年の一本。
米ソ冷戦の延長として戦…
編集は許されずハッピーエンドに書き換えられたアルトマン初期作。『ロバート・アルトマン わが映画、わが人生』によると「月面で命綱のシェルターを探すことが出来ず、一方に進んでいくジェームズ・カーンとは反…
>>続きを読む町山さんの解説聞いたら、
攻めてるなぁと思うけれど、
それなしで見たらタイトル負けの地味な映画って思ったろうな。
しかし本当にこいつはヤバいだろってやつが選ばれて、
しかも奥さんと子どもとの別れ方…
ソニーとトムヘイゲンが兄弟喧嘩しながら宇宙を目指してやがる。
この前のグッドバーといい、ゴッドファーザーが近付いてきている…。
さて、町山さんも他の方の感想も「退屈」という感想が先にくるようですが…
ロバート・アルトマン監督らしからぬ作品。
米ソ宇宙開発競争の真っ只中、何としてもソ連より先に人類を月へ送りたい米国は「ピルグリム計画」を強行。この計画は、月へ行ったはいいが一度着陸したら地球へは物理…
宇宙の撮り方、計画に殉じる覚悟の飛行士と国家の非情さなど、アポロ計画をリアルに描いた近年の『ファースト・マン』を50年も前に先取り。月面着陸2年前に作られた予言作。ザ・シネマ町山智浩撰。
国家の威信…