最初の100分が昼ドラのようで死ぬほど退屈だったのが、ラスト15分で突如たたみかける変化球は、割とツボ。
ま、そうなるわな…て話なんだけど。
メソメソ泣いていた奥さんの鬼変化と潔さ、ラストの微笑み…
トリュフォー10本目。
『突然炎のごとく』のジャンヌモローとは対照的に今作ではピエールに感情移入してしまうほどフランソワーズドルレアックの美しさに見惚れてしまった。ピエールが足/脚フェチであることを…
結論から言うとこの主人公は妻から遠ざかろうとして正解だったと思う。できれば逃げ切って欲しかったので、この結末は残念。ラストシーン、ばら撒かれた写真の中に幸福は残ったのだろうけれど、もはや見る人がいな…
>>続きを読むトリュフォー監督の長篇4作目。評判の良くない部類の映画で、私も同感。
物語は以下の通り。
文芸評論家ラシュネーが妻と娘にキスをして、急いで飛行場へ向かう。「バルザックと金」という書籍が評判で、リ…
一兎を追うものは二兎を得ず…な映画。私が見てきた映画の中では、浮気する登場人物って浮気相手と結ばれるパターンが多いなあと思っていたから、この映画の展開にはもう2重の意味で驚かされた。浮気は身を滅ぼす…
>>続きを読む先生が若い女にハマっていく様、だんだんと仕事や家庭と両立できずに女を、そして妻を苛立たせ不安にさせていく様が、リアル。
優柔不断で、仕事仲間の誘いを断れないような奴は、そもそも器用ではなく、出張先…