38/110
過去と今をいったりきたりしてるけど、
こういうパターンってだいたい途中で見失ってごちゃごちゃするのに、すごくわかりやすかった。
この女性(母親)を苦しめるためだけにこの世に生を受け…
赤や白のカラーは安直なメタファーにもみえるが、徹底して母親目線で描かれるということに気合を感じる。
全く息子がわからないのも良い。
被害者遺族であると同時に加害者遺族であるという哲学にも及んでいた…
ひたすらに映像美。
この映画一番のメッセージは、「愛と憎しみは紙一重」だと思う。
結局二人は親子で似た者同士だった。
ケヴィンを理解できるのは母だけだったし、母を一番理解していたのもケヴィンだった…