肉体の門の作品情報・感想・評価・動画配信

『肉体の門』に投稿された感想・評価

戦後のパンパン達の、性を「生」に変え切り抜けていく様を、鮮やかな極彩色カラーでまさに絵巻の如く「見せつける」のが清順流。
木村威夫の美術により舞台(というより芝居小屋の趣)を映画の中で再構築する試み…

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砂場
4.0

戦後の混乱期を生き抜くエネルギーに溢れた登場人物たち
女は体を売り、男は体を張るしかなない時代、この映画は肉体が
文字通り肉体として描かれている
汗と血にまみれてヌメヌメと光るあんな肉体は今の邦画で…

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5.0
これは名作だ

娼婦たちの色が戦隊ヒーローのようで面白い

興味本位で鑑賞。
「肉体文学」という当時の文学運動の映画化。
菊池章子が歌ってヒットした「星の流れに」をベースに1人の男を巡った骨肉の争い。
終始、みんな汗だくでテカテカしている。

「凄い」作品だ…

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戦後 間もない頃(1946年頃)の東京を舞台に、身体を売って生きているパン助(売春婦)のグループを描(えが)いている映画です。
この映画から、六道の餓鬼界&畜生界の雰囲気を感じました。色欲、食欲、闘…

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zoo
-
肌ピカピカおじさん
脱落者の幸福。ラストの終の一文字がかっこいい。母が言ってた鈴木清順は日本版パゾリーニという意味が少し理解できた気がする。

広い画が基本的にないため、誰が誰と話してるのかも良く分からない。ジャンプカットも受け付けられない。
ただ、戦後の舞台がもはやファンタジーに見えるくらい作り込まれていて、すごかった。
戦後闇市や文化の…

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iikimm
3.0
テーマカラー決まっててわかりやすかったが、あの男が来てからすぐにみんなが虜になるのがよくわからんかった。

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