2007年 鑑賞
この作品が好きなんだ。って聞いて鑑賞。
校庭で自転車2人乗りで周っているシーンに、ボクシングシーンとか、北野監督には珍しい青春作品。
そこに極道観(入墨や人を殺す)が入り、北野監督…
雰囲気の良い青春映画。
社会や大人達に翻弄され
不安定に心が揺れ動く若者たちが描かれている。
北野武作品らしい静かな美しさと、
何気ないシーンやセリフが記憶に残る。
ただ他の名作にあるような
…
たけしが出演しないことで自意識や死生観が後退し市政の人々への讃歌が前面に出てきてこれはこれで最高。
退屈で引き延ばしたような日常から打撃音と銃声に支配される非日常への移行、そして日常への回帰というモ…
青年たちの挫折を描いた作品。どの世界に身を置いたとて、皆等しく挫折を味わうこととなる。でも、それでも俺たちは生きていくんだというラスト。それまでのたけしの映画にあった自己破壊はそこにはない。挫折…
>>続きを読む(C)1996バンダイビジュアル/オフィス北野