はるは20年前に北海道の離島で教えていました。教え子が殺人事件を起こしたと聞いて、その真偽を確かめるために6人の教え子に会いに行く話です。
1人目の教え子と会って話している時に、物語のラストか…
今夏、礼文島観光で「北のカナリアパーク」に行き、初めて映画の存在を知り、東映創立60周年記念作品ということもあって見てみようと思った。
舞台になった「麗端小学校岬分校」は、礼文島最南端の地にあり、青…
このレビューはネタバレを含みます
ある子をきっかけそれぞれが自身の過去に向き合うというシンプルなストーリーだが、だからこそそれ以上のものを特に必要としない。
メインキャストが豪華すぎるし、全員適任すぎる。
強いて悪いとこを挙げると…
関係者の視点を変えながら立体的に物語の輪郭を紡いでいくスタイルは湊かなえ原作の真骨頂。港かなえ臭がやや鼻に付きすぎるきらいはあるがまずは成功している。
殺人事件が鍵になっているが、ミステリー的には…
各々の過ちが絡んで一つの事件に繋がっている感じ。それを各々が悔やんで心残りになっていた。つまり、みんながお互いを好きってこと。
子供の時に起こった怒りとか悲しみって衝撃的であればあるほど心から消え…