終戦直後、満州に取り残された日本人難民母子たちの脱出行を描く厭戦ドラマ。若尾文子(当時18歳)の本格デビュー作。監督は戦前からの職人:小石栄一。助監:増村保造。撮影:姫田真佐久。音楽:伊福部昭。
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あやや公式デビュー作。敗戦後、満州に取り残された日本人婦女子が、ソ連軍の止まない侵攻を掻いくぐりながら自力で首都・新京を目指す怒りのデスロード。
日頃あんなに威張り散らしてたくせに、いざとなると私…
今回の若尾文子映画祭にて、初見
中国本土および、アジア圏の旅を好む私であるが、戦前戦中の日本人の足跡を感じるロマン、というのが大きくあるので、その点、感じ入るところあり
以前、ケリー・ライカート…
関東軍撤退で取り残された一般人を描いた、戦争体験のリアリティが色濃く残る反戦映画だった。
家屋に隠れているところを中国軍に見つかるシーンでは、サーチライトに照らされる人々が軍人の主観的な視線を表すク…
若尾文子映画祭にて。あややのデビュー作(きちんとした台詞のある役として)でもある貴重な作品。終戦間近の大陸を舞台にひたすら「人」を描いた傑作。冒頭から東宝っぽいと思っていたら音楽は伊福部昭。さらに監…
>>続きを読むすっぴんあやや。
野天風呂あやや。
このハードな逃避行体験したら絶対に反戦的になるのわかるし軍の棄民がしっかり描かれていた。(『大地の子』やちばてつやや宝田明の体験談を思い出したりしていた。)
今の…
「若尾文子の記念すべき映画デビュー作品」と言われている映画だが、本作の前にも何本か脇役では映画出演している。
初見は角川シネマ新宿で開催された『若尾文子映画祭』(2015年7月4日)だったが、約9年…