子供と2人歩きながらの背中だけの会話を映し出しつつ土壁には洗濯物を干す女性の影だけが映るとか、ニワトリやヤギさんが唐突に飛び込んでくる位置とか
天才なのか、偶然なのか、巨匠監督だからなのか、あまりに…
2025年160本目。
桜桃の味のキアロスタミ監督作品。
環境は違うけど毎日都内で忙しく働いてる人が、夏休みに田舎に行ったら平凡な景色やのんびりした毎日が幸せで仕事より大切なものがあるなって気づくの…
外界と連絡を取るためにわざわざ電波が通じる丘の上の墓地まで車を何度も爆走させたり、余命幾許もない老人だからといっていつ死ぬかなんて分からないのに、「あと3日だけ待ってくれ」と言っててクルーを引き留め…
>>続きを読む本当に人の気持ちを考えたら技術的な成長はできないと思ってしまう
一方で、それだけが成長とも言えない
共同体を作って生活する人間は複雑で難しいが、それは別の言葉でいえば可能性がいくらでもあるという…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI