なんて素敵な空気感だったんだろう。スローな感じが心地よかったのか不穏な空気もあるからか、とにかく飽きなかった。
自分だったらブチ切れそうなところが途中いくつもあったけど、なんとも言えない雰囲気で、認…
このレビューはネタバレを含みます
初っ端、美しい山河の風景に見惚れていたら水死体。もう不安しかない。
貧しいながら大事に育てた可愛い孫の変化。
言葉が出てこなくなったことから詩を習い始めたこと。
それが実はアルツハイマーの症状だった…
空虚な心で何かを見出そうともがく人
誰かを支える"だけ"の人としての主人公
漠然とした寂寞感
能動性のない単調な日常
自分の内面から溢れ出る強い感情や哲学がない
「詩は目で見て書くものです、人生…
走る少年など、ラストカットが美しさの羅列すぎる。映像で詩を書くとはああいうのを言うのだろうな。
イ・チャンドンの撮る物語はいつも滑稽さと深刻さの重力が適切で、ジェットコースターよりも遅い速さで繰り…
相変わらず救いがないし、いっときも油断できない緊張感が続く
しいて言うなら何も言わずに警察の車に乗せられる孫に少しだけホッとした
卑猥な刑事とのバドミントン
よく見ること
詩を書ける人(書こうと…
このレビューはネタバレを含みます
不幸の数え役満ツモ🀄️
アルツ発症×孫の事件関与×示談金工面と題材はかなりヘビー
最大の悪は孫だし次点は母親だけど婆さんにも責任の一端はある
孫への教育はまだしも"大親友"の娘への教育は大問題
ただ…
このレビューはネタバレを含みます
【イ・チヤンドン5本目】
『ポエトリー アグネスの詩』
2010 韓国映画
イ・チャンドン監督・脚本
娘が釜山で働くので中学生の孫ジョンウクを育てる66歳のミジャは、病院の前で、自殺した娘の母親に…