家路に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『家路』に投稿された感想・評価

muscle
5.0

すんばらし、、、、
背中を見つめる切り返しがリレーのように見つめる対象で繋がれていく。舞台から舞台袖へ、そして甲冑、外の彫像へ。どこかユーモラスな全編に横移動席取りギャグ、ジャケになってる息子とのほ…

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4.5

このレビューはネタバレを含みます

凄い。
なんだこれ。
最後笑っちゃった。
リハーサルのところはジョン・マルコヴィッチしか写らないし、表情からミシェル・ピコリの演技がうまくいってるのかいってないのか、監督は気に入っているのか、当事者…

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 撮影場面の緊張感。リハーサルの際はジョン・マルコヴィッチの目線を、本番の際はマルコヴィッチはオフスクリーンから台詞の間違いを指摘する。日常の反復から扉の音の反復(スクリーン内の音からオフスクリーン…

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2001年
監督/ マノエラ・デ・オリヴェイラ
出演/ ミッシェル・ピコリ(ジルベール・ヴァレンス)/ カトリーヌ・ドヌープ(マルグリット)/ ジョン・マルコヴィッチ(米国映画製作者)(孫セルジュ)…

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階段にある窓の温かみがありながらもラストの主人公の絶望感へと至る過程で映ってしまう。青色の魅惑には抗いながらも黄色には魅入られる。ラスト孫の視線
写るものと聴こえるものに想像を働かせることがこんなに愉しく感じることはなかなかない。

ワンカット内でピコリがカフェ入って出る、のみならず見知らぬ常連のユーモラスな席移動まで見せてくれる。靴しか映さない会話シーンも、もうオリヴェイラにしかできない芸当すぎてむしろ悲しくなるわ。端正なカッ…

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4.1

公開時に浜松から名古屋へ遠征して名古屋シネマテークで見た。

豪華キャストなんだけど豪華感なんて微塵も感じさせない人たち。
ミシェル・ピコリは出てくるだけで嬉しいのだけどオリヴェ映画で主演なんだもの…

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5.0
全編ユーモアに溢れていて楽しい。
凄いショットを撮ろうという気はあんまり無さそうなのに、時々入り込んできてしまう。
ラスト、小津の『生まれてはみたけれど』のような子供の眼差しが切なすぎる。
4.6
結局徒労に終わることになる若返りメイクの様子が延々と映される
毎度律儀に映されるカチンコが老人の帰宅を促すかのように鳴り、別人のまま家路につく、堪らないラストカット

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