時折展開がシャープだったり変な演出があったりするサスペンス。というか、鈴木清順が松本清張原作ものを手がけていることに驚く。製作された1958年(昭和33年)は、日本の映画人口が最大だった年だ。以下、…
>>続きを読む鈴木清順監督、松本清張原作
電話交換手が犯人の声を聞いた。
身近な人物が犯人なのかと、苛まれる恐怖。
その声に苛まれる展開が事件の行方を左右するのかと思いき…
主人公(南田洋子)は新聞社の電話交換手で、ひょんなことから殺人事件の犯人の声を聞いていた。
数年後、結婚していた主人公は、夫が連れてきた男の声が犯人にそっくりだったのに驚く。
そして犯人らしき男は殺…
シュールレアリスムな清純ワールド×松本清張の本格派サスペンス。どう考えてもミスマッチだと思ったが・・・思った通りの結果でした。
後半の展開&映像世界があまりにもシュールすぎて、事件の核心部分がわか…
清順は不思議ちゃんだと思っているので、電話交換手の南田洋子の左側に、能面や般若の面が飾ってある(それは職場じゃないだろ)という演出は、笑ってはしまうけれどあざといと思う。
耳が鋭敏で、麻雀の音で眠れ…
2022-08-06 ネット配信で
鈴木清順監督、南田洋子、二谷英明、頬を膨らませる前の宍戸錠
ドラマよりも1958年の東京が懐かしく
日劇から できたばかりの西銀座デパート
田端の崖下の貯炭箱、北…
良映像の連続だけど、清順×サスペンスはめちゃくちゃ相性悪い。
最後、ナレーションでネタばらしをするなんてズルい。そもそも映画である必要性が疑われる。小説でいいじゃんって。
小谷が血だらけで帰ってくる…