大誘拐 RAINBOW KIDSの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

大阪刑務所を出所した秋葉正義と三宅平太を出迎えた戸並健次は紀州一の金持ちで82歳の柳川とし子刀自を誘拐しようと持ちかける。三人は屋敷を見渡せる山からとし子の動静を探り1ヶ月後誘拐を決行すると....…

録り溜め映画『大誘拐 RAINBOW KIDS』観終わり。

今も付き合いのある友人が好きだったというのを思い出し、なんとなく録画して初鑑賞。

大傑作。

原作は７８年の小説。
９１年で、これほど…

誘拐といえば"誘拐犯 vs 警察"だけど、この作品の面白さは"誘拐された人 vs 県警本部長"。
大阪がすっぽり入るくらいの山林の土地を持ってる82歳のお婆ちゃん。やっぱりそんな資産を維持し続けるに…

公開時以来のスクリーン鑑賞。
いやー今観ても面白い。面白すぎる。
岡本監督らしいテンポいい運び。
妙な設定やシチュエーションも納得させられるキャスティング。
昔読んだ原作も面白かった記憶あるので、い…

岡本喜八らしいアップテンポな序盤。既に何かズッコケ寸前の空気感から始まるこの誘拐作戦は、"始まり"を示す一本締めから急展開を見せていく。

この映画の急なジャンルシフトは、ひとえにとし子の存在感に由…

監督・脚本は岡本喜八のコメディ映画。

和歌山の「最後の山林王」である老婦人の柳川とし子を標的として誘拐を計画する健次は、刑務所から出所したばかりの、正義と平太を誘う。計画を聞いた正義と平太は躊躇す…