エドワード・ヤンの恋愛時代の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『エドワード・ヤンの恋愛時代』に投稿された感想・評価

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4.0

原題が「独立時代」、英題が「儒者の混乱」、冒頭の孔子の引用、「中国人ならわかる」という台詞等に表れているように、どこまでも現代の中国人である事に自覚的。経済的に余裕ができ自由に恋愛もでき、儒教的な教…

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it
3.7
台北、90年代半ば割とバブルだったんだ。複雑な社会背景は横に置いとくと、ベタな共感性羞恥?みたいな感覚が残る。画いいし、台北好きだし、まあいいけど。

テーブルの回りをスケート靴でぐるぐると回りながらインタビューに応える劇作家。夜半のプールサイドで身を寄せ合って煙草を吸う女たち。クラブから抜け出した夜道で見事な側転を披露する女。再び開いたエレベータ…

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seckey
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永遠なんてない、幸福も絶望もまとめてこの世は諸行無常。
みんな一生懸命本当の愛を探しているっ。素晴らしいじゃないか。喧嘩したって、拗れたって、人生言ったもん勝ちなのよ!を体現している台湾映画が好きすぎる。みんなそうなれ。明日はどっちだ、君はどこにいる〜!!

初夏の夜の手前
窓は薄青く
少し湿り気のある空気が映画とリンクして
帰り道テイクアウトして映画観ながら食べてた金柑のクランブルタルトが、唇を真っ赤に塗った女の子たちみたいな、ピチピチした甘さで
物語…

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4.5
日本初公開当時に鑑賞
魚
4.3

嘘や矛盾に満ちた人間のあほらしさ、汚さに嫌気しながら、その人間らしさが愛おしくもある

なぜか満たされない、人に理解ってほしい、愛されたい
自身であることにぶつかり苦しみながら、自らの在り方や関係性…

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