今村昌平(楢山節考、うなぎ)
別府 鉄輪温泉
1963年 5人を殺害し78日間、逃亡し続けた西口彰事件。
五島列島でのキリシタンから続くカトリックの影響下で育つ。
親子の確執、神、弱者。
人間の業や…
戦後のシリアルキラー西口彰事件を元にした小説の映画化。「復讐するは我(神)のみでそれをする事は神の領域を浸食する事」という聖書の言葉だそうで、主人公榎津(緒形拳)は厳格なクリスチャンの父親、その父の…
>>続きを読む殺人鬼が警察に逮捕されるオープニングから始まる殺人鬼の逃亡記。
演技、演出、映像等々、どれも素晴らしい迫力だった。
ミステリアスなサイコパスというよりは、生い立ちや父との確執等を描きつつ、しっかり…
普遍的な犯罪映画や実録ものの枠を超え、空虚でドライな雰囲気があった。
散骨のシーンなど、技術の制約の中で斬新な表現をしていた。
人の行動に意味や理由を求めてしまうが、巌の詐欺や殺人の動機は何も描か…
おもしろすぎる。
緒形拳の詐欺師ぶり!序盤は入りづらかったがなりすましが始まってからおもしろく見れた。現代のクライムにも通ずる良さがある。
急に入る死体とか、ディテールで参考にしたい人間描写が多か…
株式会社今村プロダクション