『復讐するは我にあり』を見ていて、同じ1979年に公開された『太陽を盗んだ男』を思い出した。
監督の今村昌平と長谷川和彦は師弟関係にあり、この年のキネマ旬報ベスト・テンでは『復讐するは我にあり』が…
このレビューはネタバレを含みます
神を殺せぬ息子の、血を吐くような反逆
『復讐するは我にあり』が描いたファザーコンプレックスという深淵
1979年に公開された今村昌平監督の『復讐するは我にあり』は、日本映画史における実録犯罪映画の…
このレビューはネタバレを含みます
※ネタバレにならない程度の核心は避けた個人的な解釈です
佐木隆三氏の直木賞作品
1963年の連続強盗殺人犯西口彰(にしぐちあきら)がモデル
最初は動機=目先のお金みたい
瀬戸丸船止め
人が皆刑事…
今村作品は苦手意識があるので初見だったが噂に違わぬ傑作だった。
特に小川真由美、倍賞美津子が素晴らしい。特にこの作品の小川真由美は日本映画屈指の名演では。清川虹子と緒形拳、二人の夕焼けのやりとりはゾ…
映画『復讐するは我にあり』の核心にあるのは、神と父の不在である。
敬虔なクリスチャンの父は、息子にとって絶対的な存在=神であった。
しかし、その父に失望した少年は、やがて神をも恐れず犯罪を重ねていく…
このレビューはネタバレを含みます
復讐するは我にあり。
意味は、「復讐はわたしのすることである。」
鑑賞後調べたら、新約聖書の一節、神視点の言葉だそう。
主人公、榎津巌は神に絶望し、神に俺を殺してみろと果し状を叩きつけていたように思…
このレビューはネタバレを含みます
2026/1/11 12本目
・若い頃から数多の犯罪を重ね、とうとう5人を殺害した罪で死刑を言い渡された荒くれ者、榎津巌の強烈な逃避行。彼に振り回された一家にまつわる、歪んだ愛が渦巻く軌跡を辿る。…
・ジャンル
クライム/ドラマ/エロス/バイオレンス/ロードムービー/実話ベース
・あらすじ
昭和39年1月4日
雪の降りしきる正月、榎津巌は78日間に及ぶ逃亡の末に逮捕された
発端となったのはタバ…
株式会社今村プロダクション