このレビューはネタバレを含みます
ただ、ただ、殺人鬼榎津巌を傍観する。
殺人において動機やら同情は一切ない。何のために殺し、何のために逃げるのか全く分からない。分からないからこそ良いのかもしれない。あえてドラマ性を持たせないからこそ…
人間をこってりじっくり煮込んだような映画で1本丸々どデカい骨が通っているような映画だった。
雪景色から始まり、その後のシーンも寒そうなシーンが沢山。
人間の世知辛さやズルさ、ありとあらゆる負の感…
「どうせ殺すなら、あんたを殺しゃよかったと思うたい」
緒形拳の迫力が全編通してヤバい+倍賞美津子の色気がすごい!!小川真由美もいいけどこれは倍賞美津子だろうと
終始バイオンレンスな展開の数々で理…
凄まじい映画、としか言いようがない
犯人の、「自分でも自分のことがよくわからない」という感覚を、この時代の映画でここまで表しているその解像度に驚く
そして、社会制度として自身が死刑に値すること、を…
このレビューはネタバレを含みます
なんかものすごい映画でした。緒形拳さんサイコパスっぷりとと三国連太郎さん特に凄かったです。こういう作品に出れるランプと俳優さんはもう今は居ませんよね。生々しくて重厚、実在した西口彰のことは知っていま…
>>続きを読む九州の福岡県下で、
専売公社の職員2人の死体が発見された。
彼らが集金した、たばこ代金が
奪われていることが判明。
やがて榎津厳という名前が容疑者として浮上する。
その数日後、
彼の遺書が宇高連絡船…
殺人鬼が警察に逮捕されるオープニングから始まる殺人鬼の逃亡記。
演技、演出、映像等々、どれも素晴らしい迫力だった。
ミステリアスなサイコパスというよりは、生い立ちや父との確執等を描きつつ、しっかり…
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