おんなの渦と淵と流れの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『おんなの渦と淵と流れ』に投稿された感想・評価

『砂の上の植物群』『猟人日記』と似た雰囲気。
覗き寝取られと不倫。直接描写がないだけで、ほぼロマンポルノな話。
川地民夫が出てようやく「あ、日活映画だったか」となる。

その川地民夫も川地民夫で、「…

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深緑

深緑の感想・評価

3.9
中平康×仲谷昇×稲野和子のベストトリオ!押入れに隠れて妻の情事を覗き見る夫。全体的に漂うヌメっとした雰囲気が好き。

エロスと夫婦道と恋愛と
ある女性の半生

ストーリー
英文学者の沼波(仲谷昇)は、妻・須賀子(稲野和子)しか知らない、学問の道一直線の男だった。そんな中、須賀子は沼波の友人である田所(神山繁)を誘惑…

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yuzu

yuzuの感想・評価

-

うわー面白い。
中平康、まじで最高だぞ。

奥さんの不倫を押入れの覗き穴から見つめる夫、女学生時代のおじさんとのエピソード、青酸カリを手に入れるために体を求める青年…。なんか色々最高すぎたわ。

粘…

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ネマヴェーラ渋谷「妄執・異形の人々」特集で。

「裸体」と同じく成沢昌茂脚本だが、ここで描かれるのは男の妄執と女の業。全体が「渦」「淵」「流れ」と三章構成になっており、語り手が変わるという「バンテー…

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✔『おんなの渦と淵と流れ』(3.5p)及び 『四季の愛慾』(3.1p)『街燈』(3.1p)▶️▶️

 中平康という名前からは、少なくとも四半世紀前には傑作は、新藤本=旭演の一本しか思いつかず、21…

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神宮前駅(現・表参道駅)表記の地下鉄出入り口が映る

米軍用地みたいな金網も映ってた気がするが、青山にもあったんだろうか

ハトの鳴き声がグルーヴィで、劇伴として成立させていた、すごすぎる

思い出…

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TagTak

TagTakの感想・評価

3.0

『猟人日記』や『砂の上の植物群』の、中平康×仲谷昇コンビのダメ男映画。前述の2作で仲谷昇がヤ◯チンだったのが、本作では寝取られ男で笑う。仲谷が趣味が合う女性同僚を家へ招待して、妻そっちのけで趣味の話…

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大連、金沢、東京と三部構成で綴る英文学者夫婦の心理劇はまるで男と女の戦い。
結果的に奔放に見えた妻は夫を愛していたのだが、夫の方は若い女性に希望を見出してしまう。
中平康が最もノッていた時期の作品。…

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doi

doiの感想・評価

4.0

文学者の仲谷昇がすべての女を文学に興味がある女とそうじゃない女にはっきり分けているのが面白い。せっかくシェイクスピアの話をしているのに死んだような目で聞く妻は中平康の性のミューズ稲野和子。そこに横に…

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