俺のイメージする松竹映画そのまんま。
井川比佐志のショボっくれたツラの説得力よ。どう足掻いても権力者にはなれなそうなツラだ…
笠智衆ってずっとジジイな印象だけどこの頃になるといよいよマジのジジイだ…
木造船 石船 穏やかな海
船長さん 井川比佐志さん
機関士! 倍賞千恵子さん
危険なお仕事
石の積み下ろしに緊張!
お魚ピチピチ
「いいイワシ」渥美清さん
やや子を抱っこ 笠智衆さん
孫娘…
60〜70年代の瀬戸内の景色がそのまま映っている、と広島出身の家族に誘われて見た。
岩石を山積みにして走る頼りない船と、波に揺られるように簡単に生活を揺さぶられてしまう夫婦。二人の思い出や、築き上…
民子三部作の中では一番暗くて滅入る。全体として静かで怒りと哀しさに満ちている。民子は「家族」の時に増して逞しい。
倍賞千恵子が船を操縦する時の凛々しい横顔が印象に残る。
(ちなみに、民子はこの次の「…
高度経済成長で日本が豊かになって、産業も発達してきたと思った一方で、廃れてしまうものもあって、苦しんできた人らもいたんやな。最後の別れのシーンで子どもが祖父(笠智衆)にくっついて離れへんのとても印象…
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民子三部作、二作目。
瀬戸内海の美しい景色。
美しい景色を美しく撮るというのは
案外に難しい気がする。
画面越しでも伝わる瀬戸内海の美しさ。
実際に見たらもっともっと素晴らしいのでしょうね。
…
瀬戸内海の小島で穏やかな暮らしをつづけてきた一家が、工業開発の波に追われ父祖の地に哀惜の思いを残しながらも、新天地を求めて移往することを決意する、夫婦の葛藤を描いた物語。
結局この映画は、時代の…
松竹株式会社